セロ弾きのゴーシュ  

    ~思い出はゆりかご~

今年最初の読書は村上春樹さんの【海辺のカフカ】上・下巻

2022-01-19 11:36:36 | 
こんにちは。
今年最初の読書は、村上春樹さんの【海辺のカフカ】上・下巻です。
新春にテレビ東京で放映されたドラマ『優しい音楽』に出演していた永山絢斗さんが素敵で、永山絢斗さんについてググったところ、愛読書が【海辺のカフカ】だと書いてありました。
で、私も久しぶりに村上春樹さんを読んでみることに。
 

 
一言でいえば、とても面白かったです。
村上さん独特の不思議な世界観と、言葉の比喩が相変わらず凄く上手いです。
話はこれからどうなっていくんだろうというワクワク感もあります。
哲学的な思想に、色々な気付きも与えてくれました。
 ◆
世界一タフな15歳を目指す少年、田村カフカ君の家出から始まる旅と、読み書きが出来ない老年のナカタさんと、そのナカタさんの旅に同行する青年星野さんの話が交差するようにストーリーが進んでいきます。
私は、読み書きが出来ない老年のナカタさんと、たまたまその旅に同行することになった星野青年の会話が好きです。
とても、とても魅力的でした。
若い頃、読んで理解出来なかった【ノルウェーの森】をこの歳になった今、読んでみようかなという気持ちになりました。

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