数日前に、今年歩いた低山のまとめ記事をアップしたら、QPさんから「今年最後の登山をしよう!」と提案があり、クリスマスの翌日登り納めをした。埼玉県皆野町と東秩父村の境にある標高766.6mの大霧山(おおぎりやま)。 比企三山(大霧山・笠山・堂平山)の1つで、日本百低山にも選ばれている。これで、2024年の低山歩きは大霧山も含めて全部で14回となった。
皆野町のヤマメの里 親水公園駐車場に駐車し、車道を歩いて橋場バス停まで行き、そこから大霧山ハイキングコースを歩き始める。
緩やかな上り坂となっている県道361を歩いていくと、山道にぶつかる。この山道と県道は、20分ほど歩いた地点で合流する。私たちはそのまま県道を歩き続けることにした。
県道沿いに見える景色が良い。
橋場バス停から40分ほど歩くと、この標識が見えてくる。すぐ近くには、
清潔な公衆トイレ↓があるので(頂上にはトイレはない)、ここで用を済ませておくとよいかも。
軽トラ一台通れる広さのコンクリートの山道
枯葉がぎっしり積もった山道
こんなふうにところどころに石を積んだものがある。道祖神だろう、とのこと。
橋場バス停から1時間10分後、粥仁田(粥新田)峠に到着!
粥仁田地蔵尊は、明治に起きた秩父事件の農民たちへの鎮魂の思いをこめて建立されたという。
粥仁田峠から大霧山までは1.1キロ。う~ん、この距離は近いのか遠いのか。平坦な道ではなく山道だから微妙だ。
左側は見晴らしがよいが、
右側は木と木の間から少し見える程度
ここが頂上か!?とフェイントかけられ、さらに下って上ってを2回繰り返して、
3度目の正直!
大霧山 標高766.6メートル。6が3つも。橋場バス停から約2時間かかった。
山頂からはほぼ三方向で眺望が得られるのが素晴らしい。
雲一つない快晴であれば、西側は秩父の武甲山、雲取山、遠くの八ヶ岳や蓼科山を望み、北側は日光白根山、男体山、赤城山、榛名山、武尊山、谷川岳が見えるらしい。
下はズームインで遠くに薄っすら見える赤城山を撮った一枚。
ここでまた、面白い出会いがあった。QPさんと交互に山頂標識のところで写真を撮り合っていたら、登ってきた一人の男性が(わたし達より二回り近く若そうな、精悍な男性)「お2人一緒に撮ってあげましょうか」と親切にも声をかけてくださった。そこでお言葉に甘えてツーショットを撮っていただいた後、少し立ち話をした。
その男性は仕事でここまで登ってきたという。なんでも、山頂の標識で朽ちかけているものがあれば、それを撤去して麓まで下ろして処分し、新しい標識を建てる、というのが主な業務だそうだ。そのような仕事があるとは、初めて知った。確かに、朽ちた標識が崩れたり壊れたりして、それが登山者に当たったりして怪我でもしたら大変なことだ。
この標識もかなり駄目になっているので、来年1月中には新しいものと取り換える予定だという。そうとは知らずにたまたま今日ここに来たが、なんとラッキーなことだろう!処分寸前の標識と一緒に写真に収まることができたなんて!!!
その男性に、「来年1月以降は新しい標識になっているはずなので、また登りに来てくださいね」と言われた。新しい標識はこれより背の低いものになりそうだ、とのこと。
さて、帰りはちょっとしたハプニングが。地図を見て、こっちのほうが少し近道かも、と思った道が、実は思いのほか長く、下りなのに2時間近くかかってしまった。
来た道をそのまま下っていけば1時間半ほどで(下りなので)駐車場に着いていたかもしれないのに。わたしの思いつきでQPさんを疲労困憊させてしまったことを大反省する。わたしもふらふらになったけれど、運転手のQPさんの疲労度はわたしの2倍はあっただろう。本当にすみませんでした~。
でも、行きの道とは違う風景が見られたのは良かったよ、ね?
山頂を目指して歩いている時は汗が出るほど暑くなり、セーター一枚でちょうどよかったが、下山時にはだんだんと冷えてきてダウンを着てちょうどよい感じだった。だいぶ麓近くまで下りてきたところで黄色い楓を見つけた。秋の名残。
今年登った低山の中で標高も歩きごたえも一番だった大霧山で登り納めができて、「終わり良ければ全て良し」!
こんにちは。
この男性、先日もどこかの山(名前忘れた 汗)の標識を交換したと
話してくれました。県の職員、それとも環境庁の職員でしょうか?
登山が好きな人だったら趣味と実益を兼ねた仕事ですね!
とても気さくで親しみやすい方でしたよ。
きっとこんなふうに山頂で出会った登山者と言葉を交わして、
写真も撮ってあげたりしているのでしょうね。
秩父事件、わたしも記憶になく、QPさんに教えてもらって
ああそうなのか、と。歴史については時折復習しないと
いけないですね。
コメントありがとうございました♪
素敵な登り納めでしたね。しかもツーショット写真まて♡
標識のチェック&交換作業…そのような仕事があったなんて知りませんでしたが、大切な仕事ですよね。人々の道標役ですもの♪
たまーにあるじゃないですかー。これじゃなんて書いてあるのかわからないよー、みたいな標識。(笑)
秩父事件、どんな事件だっけ?と検索してしまいました。忘れていたことに反省。こういう歴史は忘れてはいけませんよね。
おはようございます。
百名山は知っていましたが、百低山とはびっくりです。
誘ってくれた人が調べたんですが、埼玉の山は2か所百低山に
入っているようです。
この日、平地では雲一つない青空が広がっていたのですが、
山頂に近づくにつれて雲が増え、雲隠れしている遠くの山々が
結構ありました。
ushiさんもいろいろな山に登られているようで、遡って記事を読ませていただきたいです。
来年もお互い山歩きを楽しみましょうね!!
コメントありがとうございました♪
大霧山 百低山ですか🗻
よい締め登山になりましたね
(*´˘`*)
この時期の山頂からの景色は
格別ですよね~
近道だと思ったルートが
時間がかかるのは
(σ・ω・)σアルアルかも…
でも、無事下山できて
良かったですね
今年もお疲れ様でした☺️
おっとごめんなさい。オトシガミさんへの返信を先にしちゃいました。
fairyさん、山の会に入っていたのでしょうか。
会に入るといろんな山行が企画されて楽しそうですね。
リボンといえば、ハワイの登山道にもピンクのリボンが
木に結び付けられていたのを思い出します。
世界共通のアイディアなのでしょうね。
山姥!ははは~。いつまでも「お姉さん」と呼ばれるよう、
頑張りますう~ 笑。
コメントありがとうございました♪
男装といえば、わたしも中学生の時、同級生の学ランを借りて着て、
運動会の応援団長をやりました。
我ながら男っぽくていいなと思ったものでした 笑。
オトシガミさんはロングのウィッグで女性っぽく♪
←ひだりの黒いズボンの方女性だったんですね💦大変失礼しましたー
m(_ _)m
男性だったらLINE交換したのかな〜って思ったまでです💦💦💦
本年度最後の登山。
有終の美を飾りました。
山道を歩いてると、道迷い防止用に赤いリボン、分岐点に置かれてる方向案内や目的地までの距離が書かれた標識、これのお陰で道を間違えることなく進めるから有り難いです。
あの赤いリボンはきっと登山者が結んでくれたのだと思います。
私が行ってた山の会長も、リボンが緩んでると、足を止めて結びなおしてました。
山は他の登山者の事を考えながら登ると教えられました。
来年も登りまくって、山女になってくださいませ。
あっ、山姥ヤマンバにはならないでね。🤣
おはようございます。
写真の人は、男装の麗人です(キャー、ホント!?)
え?LINE聞いたって、なんのこと!?
え~、気になるう~。教えてください。
コメントありがとうございました♪
おはようございます。
晴天に恵まれ、楽しい山歩きとなりました。
昨日は最高気温が15℃、風もほとんどなく、ダウンを着て
歩き始めたらあっという間に汗が出て、
気が付いたらこのセーター一枚になってました 笑。
山歩きや平地歩きよりエネルギー消費が高いので、
体が温まりやすいかも。
東京にも良い山があるので、ぜひ歩いてみてくださいね~。
奥多摩とか素晴らしいですよ!
コメントありがとうございました♪
(*ノдノ)キャー♡
LINE聞きました?
いつも、一緒に登っている気分で見せてもらっています。
私は、筑波山ぐらいしか行ったことがないので
いろんな山を見せてもらうのが嬉しいです。
足腰を筋トレで鍛えたら、私も登れるかしら。
12月なのに、写真を見たら、薄着なので
寒くなかったですか?