めぐる季節 花華の雪月花 2

その日々の魅せられた風景、花、鳥など・・・etc
拙い画像の数々ですが、見ていただければうれしいです。

夏の畳平 とりどりの花 partⅠ

2022年08月13日 | 山野草

昨夜は雨が降っていたものの、台風の雨というほどじゃなくて

普通の雨と変わらない降り方でした。

予報で、東海地方は多いところで300mmの雨といってたんだけど、

東海地方のどこ?

今朝から晴れて「 えっ、台風ってどこ行ったの?」って感じ。

安心していいのか、そのうち雨が降り始めるのか・・・・

結局、青空のまま暑い一日が過ぎていきました。

 

    

 

「 今年は出かけようよ。乗鞍へ行こう!!」

と、仲間内で話が出ました。

乗鞍か~「 コマクサ 」咲いてるねぇ、うまくいくと「 ライチョウ 」が見られるかもと~ルンルン

でも予定は7月末日、もう1~2週間早い方がいいんじゃない?!

案の定、「 コマクサ 」の見頃には遅かったのでした

 

標高2702ⅿの「畳平」は暑さ知らず。

 

コマクサ 」 ケシ科ケマンソウ亜科コマクサ属

 

山の天気は変わりやすく、霧が出て視界が悪くなったと思ったら、もう晴れてきた、の繰り返し。

 

高山植物の女王 」と呼ばれる「 コマクサ 」は、環境の厳しい高山帯でも特に厳しく

他の高山植物が生えることができないような稜線の砂礫地を好んで生えます。

 

その環境に耐えられるよう地上部は小さくても、地下に茎や根を長く伸ばしているようです。

 

草丈10cm程の「 コマクサ 」からは想像がつかないが、

地下では1m以上に伸びていることもあるようですよ。

 

砂礫地の斜面を好む理由は、他の植物が生えることができないので、

植物との競争が少なく、太陽光線をたっぷり受けることができるからなんです。

 

細かく切れた葉は霧が付きやすく、高山帯で貴重な水を得るひとつのチャンスなんです。

 

根が広がっているということは、たくさんの水分を得られるということで乾燥に対応しているのですね。

 

以前来た時より増えているようだったので安心しました。

コメント (4)
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