著莪猫(ShagaNeko)海を渡る【広州編】

夫の転勤にともない始まった子連れ・猫連れの海外生活。
天津で3年、そして広州へ。
ただいま新しい場所で奮闘中。

抗体検査:血清輸送

2012年08月08日 19時30分04秒 | 
今日、夫が日本出張に出発。
明日出るはずだったのに、急遽今日の夕方家を出る事に。
それで午後はバタバタしてしまいました。
せっかく広州東駅のジャスコで(My Life in 広州さんのブログからの情報で♪)買い物しようと思ってたのに……IKEAで遅めのお昼ご飯を食べている途中で呼び戻されちゃいました。

今回はどうしても夫に持って帰ってもらいたい「大切な物」があったので仕方がないんですけど。
実は最近ブログの更新が滞っていたのも、その準備でバタバタしていたというのもあるし、それが気がかりで他の事に気が回らなかったというのが大きいのです。



今年は猫の検疫書類(日本輸入用)の更新があり、本当は私が猫を連れて一時帰国するつもりでした。
だけど我が家のうーたんは16歳。
歳のせいもあり暑さにまいってしまったのか、広州に来てからちょっと元気がありません。
この状態で飛行機に乗せての移動は不安。
しかも私たちが帰国する際には広州→中部国際(セントレア)なので直行便が無いと聞いていて、南方航空の上海経由便のみとのこと。。
日本の航空会社ではないので輸送方法に不安があるというのもありますが(JALなど日本の航空会社は客室と同様の空調が流れる貨物室に乗せてもらえるけど、日本以外の航空会社だと普通の貨物室というところもあるそうです)、何よりも……

荷物の紛失が多いらしいのですよ(--;)

実際、夫が日本から上海経由で広州に戻ってきた際に荷物が見つからず、文句を言っても素知らぬ顔をされた経験があります。
その時は最終的には見つかりましたが、もし猫のキャリーが紛失されて発見まで時間がかかったら、老猫には命にかかわる事態になりかねません。
だから猫を連れて帰国するなら、行先は成田になってもいいから(実家は静岡ですが)日本の航空会社を利用して直行便で帰りたいのです。
だけど下調べ不足のせいで成田から入国する検疫書類も揃えていないし、40日前申請をしていたら夏休みが終わっちゃうじゃん!って事で今年の夏は一時帰国を見送りました。

なので今年は帰国しないで検疫書類の更新。
この書類は帰国予定がなければ常に用意しておかないとならない物ではありません。
だけどコレがあると無いとでは帰国準備にかかる日数が違ってくるんです。
(書類ができていれば40日前申請で間に合いますが、無い場合は最悪180日必要になってしまうかも)
そのためには2年更新の抗体証明も切らさないようにしておかないとなりません。



今回、夫にはその抗体検査の書類と検体(血清)を持ち帰ってもらう事になっていたのです。
だけど明日のつもりだったからまだ梱包してないよ~!
(冷凍保存のまま持って行ってもらうので、直前に梱包しなくてはなりません)
家まで地下鉄で帰ると夫の出発時間に絶対に間に合わないのでタクシーを捕まえ、ぼったくり料金にも承知し(通常メーターで走れは120元程度なのに、200元と言われた)急いで帰宅。
冷凍庫から取り出した血清をIATA650準拠の三重包装。
(参考ページ→http://www.maff.go.jp/aqs/animal/dog/packing.html




猫の血清輸送に検疫書類は必要ありませんが(犬は必要)、中国側担当職員がそれを把握していない場合(犬と混同)もあるということで、一応それも用意してあります。
夫にそれらを託し、あとは抗体証明が送られてくるのを待ちます。


だけど香港を発つのは明日の夕方。
日本に着く時間にクール宅急便の発送に間に合うのかな?
常温輸送で送る場合の梱包を参考にしてるけど、それまで保冷剤がもつかしら。

抗体証明が送られてくるまで、私の不安は消えません。






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