25期石神井バスケの広場

都立石神井高校バスケットボール部25期OBが開設したブログです。近況、思い出などを、お気軽にご投稿ください。

~審判の日~ 2024年度東京高校男子バスケ新人戦第4支部観戦記  25期  細田 浩

2024-10-30 00:26:26 | 日記
2週間弱の必死の選挙活動を終え審判が下る日
投票日は雨予報が外れ汗ばむ曇り空だった。

政治と高校の部活動と比べるべくもないが、日々の努力と目標に真摯に取り組んできたかどうかその結果が投票と公式試合という客観のフィルターに懸けられ現実(勝敗)と対峙しなければならないという点では共通点があるのかなと思い投票を終え試合会場へ向かった。

ほとんどの新チームは6月から5か月間の活動を経て初の公式戦という審判の日々を迎える。

2024年(平成6年)10月27日(日)
新人戦第4支部2回戦  
都立石神井高校vs都立北園高校

石神井、試合開始から強度あるハイプレスをしかけパスカットから速いトラディションで得点を重ねる。サイズの優位性でリバウンド戦も制する。
北園、セットオフェンスから能力あるガード陣がドライブ、ペネトレイトの仕掛け、スリーポイントシュートでスコアーするも石神井の勢いは止まらない。
今年のチームは試合を通してチーム内でコミュニケーションを取り合うシーンが増え都度修正を図る。自覚と意思を持つチームになって欲しい。
2Q、途中からベンチメンバーを入れ経験則の向上に努める。
やはりレギュラークラスとの差は否めず得点力が少し落ちる。
本大会のBest16、8決めにはベンチメンバーの力量の向上が必須条件。
4Q、北園の鋭さを増したプレーが石神井のミス生み11:14でスコアーを上回った。
伝統ある北園高校チーム、最後まで全力プレーを貫く好チームだった。

石神井94:48北園
1Q 38:8
2Q 20:14
3Q 27:12
4Q 11:14


保谷高校会場の第2試合も観戦した。
新人戦第4支部2回戦  
堀越高校74:56大東文化大第一

両チーム共運動能力の高いメンバーが揃い、スピーディーで緊張感ある試合を観ることが出来た。1Qで開いた点差のまま4Qまで試合が進行、終了。
2Qからはシーソーゲームとなった。
負けてしまったが大東文化の1:3:1オールコートプレスディフェンスは荒削りながら成果が見られ、堀越高のガード陣との攻防は見応えがあった。
両チーム共、日々の練習の様子が垣間見えた。

各支部とも2回戦が終了した時点で波乱の結果があった。
前回の投稿で注目高校とした都日野高校、都武蔵野北高校が敗退した。

特に前チームが関東、インターハイ予選を連続でBest16迄勝ち上がり関東大会エイト懸けの試合で東海大菅生高校と大接戦演じた日野高校の敗退には驚いた。石神井も昨年新人戦予選敗退を経験したが関東、インターハイはBest32まで勝ち上がった。

都立高校にはありがちな年代の波の影響か?
新星チームの出現か?
日野高校の次大会以降に注目したい。

そして
勝者、都立調布南高校も注目だ。

~猛暑を超えて~ 2024年度東京都高校男子バスケ新人戦支部大会展望  25期 細田 浩

2024-10-27 05:43:23 | 日記
夏合宿 
1日の練習の仕上げ。坂道ダシュ

大盛り夕食


いよいよ、今年度東京都高校320校余りのバスケトボール部の新チームが一斉にスタートを切る新人戦が始まった。
(4支部)共一回戦は10月20日)

猛暑の夏を乗り越えて仕上げた新チームのお披露目。

2023-24シーズンのBEST8-16のチームがそのまま順調に勝ち上がるか?
彗星のように勝ち上がる全く新しいチームが現れるか、
個性有るスキルフルな選手が出現しプレーを楽しませてくれるか・・・

注目チームを挙げてみる。
2023-2024インターハイ予選BEST8チーム
八王子、国学院久我山、専修、日本学園、保善、日大豊山、東海菅生の私立勢に対してインターハイ予選で旋風を起こし東京都5位の都立駒場。この8チームはWC(WINTERカップ)予選の為支部大会はシードとなる。
各チームとも年明けの本大会までには新チームを油断なく作ってくるだろう。

次勢力は超強豪校実践、成立、強豪足立学園、古豪世田谷学園、早稲田実業、実力高帝京高校、日大三高、東京朝鮮。成長急である、東海大高輪、東京成徳、自由が丘学園、豊島学院、安定感ある青陵等の私立高校勢。

対して都立高校勢は、強豪として一目置かれる地位を確保した東大和南、
遂に真打ち登場感のある都日野。
都立のライジングスターとなりつつある広尾高校。前チームは組み合せに泣いた都立の雄城東、実力校大崎、東大和。等々、虎視眈々とBEST8を狙っていることだろう。更に近年安定感を増した小山台、文京、高島、近年再浮上の傾向を示す、武蔵野北、西、美原、三鷹中等も注目株だ。

以上33チーム。

そして我が石神井高校。先のチームはBEST16入りの力まで寸前で至らず残念だった。
新チームはこれまでの石神井のチームと比べサイズはある。あとは実戦で何処までチーム力が向上できるかであろう。Best64以降、厳しい戦いを制する強度が身に付くか。

夏の厳しい練習の成果を遺憾なく発揮して前チームが出来なかったBEST16、8に是非入って欲しい。


常勝強豪高校がこれまで通りの力を発揮するか、低迷していたチームのジャンプアアップ、全くノーマークチームの躍進があるか。

一方の楽しみである。