だって…！

　つい先週、某コールセンターで、隣の席に座ったエビアンさん（仮名：ファッショナブルな若妻、フランス在住暦あり、トレードマークは1000mlのペットボトル入りエビアン）と話したのですが、

「フランス人って、Mais（でも、しかし）とか、Parsque（なぜなら）で、話し出すこと多いよね。」

「そう！私、パリに住み始めた頃、フランス語全然わからなかったんですけど、テレビでやたら『パスク…』って聞いて、何かと思ったら、英語の『Because』で。アメリカ人がBecauseで話し出すことって、あんまりないじゃないですか。」

「あれって『だって…』だよね。なんか理屈っぽいの。」

と、フランス人って、素直に人の話を聞かないって話で、意見の一致を見たのですが


・・・・・・昨日、私もフランス人的であると見られていることが、劇団内で判明しました。

　劇団のおねえさまが、演出に、ある部分のセリフの言い方が今のままでは面白みがないので、なにか工夫するように言われたそうです。おねえさまが、困った顔をしたところ、

「そんな泣きそうな顔をするな。リルなんて、俺の要求に対して、素直に『はい。』って言ったことがないぞ。たいていなんか返ってくる。」と演出のI氏がおっしゃったそうです。

ええええええええええー！だって、

　何か考えなくちゃ、つまんないじゃん！！

　おねえさまから、その話を聞かされて、ちょっとショックでした…が、演出のI氏は、一応、リルを「クリエイティブ」だと評価してくれてるとのことだったので…文句を言うのをやめました。

　そんなわけで、エレノアがちょっとした魔法を使うシーンは、リル（as エレノア）とイマイさん（as カール）のアイディアを採用していただいております。


　>友人のみなさま

　素直じゃないわけでも、理屈っぽいわけでもなく、クリエイティブなリルを今後とも、よろしくお願いします


〔チケット情報〕
リルが出演する劇団ステージドア『魔女は永遠に』は７月３１日６時半・８月１日１時と５時の３ステージです。
チケット（日時指定・前売りのみ）、追加分があるそうです。見に来てくださーい！！
青山円形劇場で、チケット2500円です。
http://www.aoyama.org/