#空に向かう #鳥 #雨上がり #曇り空
#スタッフにアピールする
チチチ・ケッケッ。
雨上がりの日に、
私が見た可愛いい小鳥。
尾っぽを振りながら
『チチチ』と鳴いて、
その後、可愛く無い鳴き声で
頭を前にお辞儀しながら、
『ケッケッ』と鳴く。
どう言う真逆の鳴き方なのだろう?
意表を突かれた。
綺麗な美声と、まるで親父の咳払い。
ギャップがあり過ぎ。
この鳥は、時々、見掛ける。
多分、この近くの屋根のどこかに住んでいるのかも。
晴れた日には、
まるでヒバリ(雲雀)の様に綺麗に、爽やかに
鳴いている。
梅雨。
今年はここでも雨が良く降る。
梅雨入りの前までは、
信じられないけど、
我が町の水源の『宇連ダム』(👈️ウレダム)が渇水してしまい、節水制限から、供給0になった。
広報車も張り紙も出ていた。
ライフライン。
①電気
何は無くとも、電気、水、ガスはいるだろう!
昔の様に、裸電球(💡)1つだけの生活なんて、今は無理。
当時、電化製品など何1つ無かったので、毎月の電気代は1か月で何十円。
灯りが無ければ、(🕯️)ロウソクに頼るしか無い。
今の時代では、それは反って危ない!
子供たちは絶対、危ないことは止めましょう。
泥棒はお家を残してくれても、火事は全てを持っていってしまう。
それが昔、教えてくれた教訓でした。
炬燵は炭火。
十能と言う木の手の先には平たい金属の付いたその上に、燃えた炭火を載せて、炬燵へと運んだのでした。
これは大人が行いました。
それでも、時々、1つくらいは歩いて行く内に下に落とします。
すると、祖母は空かさずその落ちた炭火を素早く拾ってその十能に戻すのです。
子供心に熱く無いのかと思いました。
まるで忍者のような動きです。
凄い!と思ったもんです。
②ガス
当時はプロパンガスもありませんでした。
薪(タキギ)を炊いて、ご飯も、煮物も、お風呂も炊いていたのです。
冬に、『おくど』と言う今で言う調理器具台の下にはタキギを入れる入り口があり、そこでは赤々と火が燃えていました。
飼い犬が子供の私より早起きして、母が料理をしている、その横でその燃えるタキギの前にいました。
犬の鼻にもその温かさが伝わっていたのでしょう。
外には、窓辺から氷柱が見え、辺り一面は白銀の雪の世界です。
外に入れ忘れた濡れたタオルはパリパリに凍っていて、そのまま立てることが出来るのです。
ちゃぶ台の飲み残しの湯飲み茶碗の中のお茶が凍っていました。
もし、温めるガスに替わるモノが無ければ、殆どの人は困ることになるでしょう。
③水。
昔は、水道水は山から個人で引いてきた山水です。
自然界からの贈り物の山水は文字通り、山から湧いて出ています。
それで『湧水』とも言います。
昔は、その山水をゴクゴクと飲める時代が有りました。
しかし、その内に飲めなくなりました。
煮沸しないと、生水の中には目に見えないピロリ菌があり胃の中に入ると悪さをすると言われる様になったからです。
川へ洗濯へ。
まるで昔話のような生活でした。
川の岩に擦り付けて、ゴシゴシと洗うのです。
冬の川の水は頭がジーンとするほど、冷たいのです。
それでも、冬でも洗濯に私は子供の頃、母の後に着いて行きました。
やがて、手指が凍え、泣き出しそうなくらい冷たくなりましたが、『我慢』しか、言葉さえも知りませんでした。
こうした生活体験から、メンタルパワーが知らない内に培われていたのです。
今は、そうした機会に廻り遇うことも少ないので、メンタルパワーが弱くなっていると思います。
『我慢』出来ない時代の到来はこうしてやって来たのです。
便利を買い取り、不便さを売り渡したこと。
それは、他にも沢山のモノを売り渡してしまっていると思います。
それをどうやって、人は取り戻せるのでしょう。
小鳥は歌います。
大きな空に向かって。
『チチチ』。
綺麗な可愛い声で。
そして、その後、
『ケッケッ』
と鳴きました。
さて、それは何を話しているのでしょう?
『美と濁』。
私たちの文明社会も、
『美』
と、
『濁』
が、今の世の中に、
隠れたり、
見えたり、
しているのかも知れないですね。
©️#42 #空に向かう #鳥 #雨上がり #曇り空 #スタッフにアピールする
Words/Story/Photo/39Thankyou.&Shanxi394.12 July 2019.