『Sharon Farm Diary』 シャロン農園日記

イダウワーチタバーリ(ようこそ)!ファームの情報、ニュース、舞台裏等・・・独自の感覚的目線で綴ってまいります。。

田んぼ

2020年06月27日 | キッズファーム
キッズファームの田んぼ。



子ども達と先月の初めに田植えをしましたが、
今こんな状況です。
今年は雨も順調で生育状況がとてもいいようです。
稲穂も出てきております。


レンブの花が咲いていました。





「楽しいね」 の中の学び

2020年06月26日 | 子どもの遊び
「嬉しねー、楽しいね!!!」






さて次はどんな会話になり、

どんな喜びの表現になるのかな~?

何か、次に新しい遊びが生まれてくるのかな?

先生たちは、はしゃぐ子ども達を見守りながら、
子ども達の遊び方を注視しています。

 未満児のプール開き

2020年06月26日 | Weblog
6月25日 
昨日は、未満児のひばり組、ひよこ組、アヒル組さんのプール開きがありました。

初めての活動にびっくりして大泣きです。
何事?
まだ実感がわかない子もいます。





でも、
水遊びは子ども達にとって最高はの遊びです。

慣れてきたら、プールの中でのいろいろな遊具が惜しくなります。
そして、子どもにとって水遊びが最高の学びの時間となります。

プール開き

2020年06月24日 | Weblog
子ども達が待ちわびていたプール開きです。
「夏の水遊びが守られますように!」
「泳ぎが上手にできるように!」

みんなで真剣にお祈りしました。
そして、子ども達のために洗礼式がなされました。




担任の先生からのプール遊びの注意を真剣に聞いていました。




今日はプール開きのお祈りなので、年少、年中、年長の「うさぎ組」「リス組」「キリン組」
全員が園のプールに集まりました。
明日から、近くのB.Gで泳ぎの練習が始まります。
B.Gの他の日は、ここで水遊びです。


「……この川が流れるところでは、すべてのものが生き返る」旧約聖書 エゼキエル書 47:9


プールの水は、使い終わると、農園の潅水に利用されます。
夕方、農園にある蝶園を覗いてみると、面白い光景に出会いました。
とてもぴったりの住処で優雅な暮らしを営んでいます。
カエル君! 子ども達との出会いをお願いします!!!



恵みの雨

2020年06月21日 | Weblog

昨日は農園にとっては恵みの雨を頂戴しました。
夢広場の傷んだ芝に目砂や液肥をまいたりしたのですが、
やはり、天からの雨が一番です。

解放まじかの夢広場、
しっとりとした雨に息吹を感じます。




何気なく目を横に向けるとサンゴの岩肌に頑丈に育ったソテツに花が咲いていました。
昔は味噌を作ったり、食糧難の時のご飯の代用だったりしました。


そのために、雌花の木にこの雄花をもぎ取り、受粉させる作業を手伝った記憶がよみがえってきました。
ソテツは毎年花を咲かせるわけではなく、10~15年に1度しか咲かないということのようです。

就学前教育

2020年06月20日 | Weblog
収穫したトマトを掌に載せた分、ちゃんと数えられます。
沢山採れた。多い少ないと感じることも大切な体験です。

傷がついて「食べられる、食べられない」の大切な判別も自分達で始めていました。
どこからでも、大人が用意したこと以上の活動を拓く力が、子ども達にはあります。
子ども達の内にあるエネルギーを引き出すことが、教師の大切な役目です。



乳幼児の教育は、小学校の教科学習を先取りすることではありません。
大切なことは子ども達の「感動」「わくわく感」が大切です。
無理やり先取りしたことを覚えてもあまり意味がありません。

むしろ、学校で学ぶときに大切な基盤を作っておくことです。
そして、その時に自ら学ぶ力が発揮されるのです。

やったー

2020年06月20日 | Weblog

自分でもぎ取った時の感動。 「みてー、みてー」。


お姉さんは、下のクラスにいる弟の手を引いて、

ほらこれを取ってごらん。

(じゃー、とってみるか…)という感じかな?

ミニトマトの収穫

2020年06月20日 | Weblog
6月16日


 農業体験交流のために育てたミニトマトがたくさん熟してきました。
 急遽でしたが、ハレルヤこども園に呼びかけたら、
 年長のキリン組さんと0.1歳児のアヒル、ひよこ組さんが大勢できてくれました。

 初めに、「トマトの好きな人!」と尋ねたら大勢が手を挙げて、
 次に、「トマトが嫌いな人?」と尋ねると、元気よく!!! ???
 3人の手が上がりました。

 「でも、自分たちで収穫したトマトは絶対おいしいからね!」といって収穫が始まりました。

 給食の後の時間に担任の先生に会うと、
 嬉しそうに、「ありがとうございました。みんな美味しといって食べていました!!!」と、
 大変うれしいお言葉を頂戴しました。
 子ども達が、農業や食にもっと積極的にかかわって欲しいと思います。


2020年06月19日 | Weblog
最近の雲の写真です。
朝日が昇る頃とか日が沈む頃の雲は、
私たちの想像をかき立てるものがあります。

6月6日 5時48分  夜明け前 





6月7日 19時46分 西の空




6月17日 5時30分 夜明け


6月17日 5時55分 やまぎわの光

農業ボランティア

2020年06月15日 | Weblog


今月に入り、
農学部出身の永田さんが佐世保から農業ボランティアに来て下さいました。
農園の繁忙期にタイミングよく来てくださり、本当に助かっています。

先日は、こども園との共同圃場のキッズファームに
ポット植えにしていたナスを定植して下さいました。

今日は、マンゴーの袋掛けです。
しっかり留めないと、
完熟して袋に落ちたマンゴーが、そのまま袋ごと地上に落下してしまいます。
地上に落下したマンゴーは商品にはなりません。

単純な作業のようで、けっこう神経を使う作業です。
梅雨明けの暑いハウスの中での作業は、体力を消耗します。

今日も一日ご苦労様でした。





コーヒー

2020年06月14日 | Weblog


この一角に有機コーヒーの木を育てています。

以前は別のところで沢山実をつけていたのですが、
今回は場所を変えて、
皆にも見て頂けるように蝶園の隣にしました。

有機栽培のコーヒー園になるよう頑張ります。
今のところ、
順調に育っていますので徐々に本数を増やす予定です。

化石?

2020年06月13日 | Weblog


農園と子ども園の周辺は、
農地や園の敷地拡張のために
沢山の珊瑚礁を破砕してきました。
今思えば惜しい事をしたような気がします。
しかし、
その時の砕石に混じっていた貝が見つかることがあります。
今、それを意識的に保存するようにしています。
今でもみられる貝類ですが、
随分と年季が経っていることを感じていいます。

人気スポット

2020年06月12日 | Weblog


子ども達の人気スポットはやはりビオトープ園。
オタマジャクシの観察に夢中の子も、
ひたすら捕獲、時にトンボに気づく。
この生き物に対するドキドキ、ワクワク感、
たまらなくいいですね。
さらに充実したいと考えています。
子ども達の次への発展が楽しみです。


近くでは、色々な種類の蝶が飛び交っていました。
アオスジアゲハ、オオゴマダラ、シロオビアゲハ、イシガケチョウ。
他にもまだいたと思います。


そして、足元には沢山のシジミチョウ。
子ども達は結構上手に捕まえます。



マンゴーの種類

2020年06月11日 | Weblog
昨日は、夕方少し雨になりましたが、日中は久しぶりの好天に恵まれました。
マンゴーの実もかなり大きくなって、
袋掛けもだいぶ進んできました。

アップルマンゴー



コーリューマンゴー

アップルマンゴーに比べて果が大きいので袋に収まりません。
ネットで保護します。
これから日差しが強くなりますので「日傘」をさしています。

キンコーマンゴー

今年は結構な実が付いています。
熟しても緑のままです。
こちらも実が大きいので袋掛けはできません。

ロイヤルマンゴー(赤キンコー)

アップルマンゴートコーリューマンゴーを掛け合わせたような風味のあるマンゴーです。
これも大型のタイプでネット掛けをします。
受粉や摘果の関係でアップルマンゴーサイズのものも多数あります。

アダン

2020年06月08日 | Weblog


アダン

子ども達は「パイナップルが生っている!!!」とよく言いますが、
そうではありません。
これは、ふつう海岸端に自生しているアダンの樹です。

この画像は、シャロン農園とハレルヤこども園と、隣の畑との地境に群生しているものです。
かつては厄介モノ扱いをしていましたが、今は大事にしています。

この下に子ども達のために用意した小さなプールがあります。
いかにも南国らしい雰囲気があるというのが気に入っていますが、
それよりも、何かの折に、子ども達が、
自分の住む島の成り立ちに関心を持ってほしいと思っています。
子ども達の学びへのモチベーションへの一つのきっかけになることを期待しています。
アダンを見て(子供にとっては、少し難易度が高いかな?)、
隆起サンゴの島であったことに気が付いて、足元から世界を見て欲しいとも思っています。
身近なものから植物や地質学など深い学びへと関心が広がり深まることを願っています。

農園とこども園のある所はもともと岩石(琉球石灰岩)が多く残ってる場所でした。
あまり畑地に適さないところを選んでこども園の敷地にしたのでこのようなに自然の姿が残っています。

農地整備のために島の内部でアダンが自生している場所も珍しくなったということに改めて気が付きました。
ついでに、「珊瑚礁排除」とかいう国の補助事業があったことも思い出しました。
島の経済史についても関心のあるところです。
こども園で蒔かれた種からいろいろな道の専門家達が出てくることを願っています。

作業中に、
この近くで出てきた貝殻にも何か悠久のロマンを感じ、手元に残しています。