『Sharon Farm Diary』 シャロン農園日記

イダウワーチタバーリ(ようこそ)!ファームの情報、ニュース、舞台裏等・・・独自の感覚的目線で綴ってまいります。。

パッションフルーツ

2009年05月15日 | Weblog
 
 先月枝を整えたパッションが早速花が咲き、もうこんなに大きくなっています。
 テニスボールを一回り小さくしたようなものです。

 シャロンのパッションは有機栽培ですので普通のものとは味が違います。
 有機サイバイはどこが違うかと言いますと、単に甘い、云々ではありません。
 芳香性に富み、とにかくコクがあります。
 今年は、せいぜい500個ぐらいかな?
 だんだんと栽培面積もふやす予定です。
 先着20名様だけ予約受け付けています。

さつまいも畑

2009年05月15日 | Weblog

 ビオトープ園の隣にイモ畑の準備が整いました。
 周囲には、ビワ、グアバ、島みかん、バナナ、レンブ…、たくさんの果物も生えて
 います。野鳥の水飲み場にもなって鳥たちのさえずりもにぎやかです。

キッズファーム入口(シャロン農園内)

2009年05月15日 | Weblog
キッズファームへのハウスへの入り口です。
 
 ハレルヤ保育園の子どもたちはほとんど毎日ここで汗を流しています。
 子どものころから働く喜びを体験できるということはとても大切だと思います。
 現在は、きゅうり、ねぎ、パッションなどがあります。
 クラスごとに区分してそれぞれがんばっております。
 給食のセンセイがたのものもあります。食材としてのキッチンガーデンとしても利
 用しております。毎日忙しい中にも家庭的な温かさが感じられるところです。

日傘

2009年05月13日 | Weblog
熱帯性のマンゴーも日傘をさしています。

   もう毎日がぎらぎらと輝く太陽。ハウスの中は40度を超える暑さ。
   日差しを浴びて真っ赤に燃えているマンゴーなのですが、さすがのマンゴーも
   これだけ暑いと日傘をささねばなりません。
   というのも…、 マンゴーだって日焼けしてしまうのです。
   しまいには耐えられずに生命まで落としてしまうのです(落果)。
   収穫間近になりそんなことになったら泣くに泣けないです。

流木のベンチ

2009年05月13日 | Weblog
 真っ白なビーチに大きな流木が横たわっている。
 天然のベンチだ。
 南の島から流れてきた“椰子の実”ならずラワン材。
 ウドノスビーチに不思議なほどマッチしているのだ。
 このベンチに腰掛け、沈む夕日を眺めるていると束縛された魂が
 自由な無限の広がりへと解放される。
 まだまだ未知の世界の広がりがあることに安らぎを覚える。
 日が沈む海の向こうはどんな国があるのかなー
 早く明日が来たらいいな~
 子どものころの思いと一つになる。

誰もいない海

2009年05月10日 | Weblog
誰~もいない海~♪

遠い昔、流行ったあの歌の一節。

夕日が落ちていくのは早い。
過ぎ去る時を惜しむのはこれが一番だ。
たぶん、ある一定の年齢以上の方が知っている。
南の島の海の物語。

あの歌が流行った頃、
この浜辺は…
休み時間の小学校の校庭のようであった。

すもうとり、
おにごっこ、
段跳び、
ワーワー、キャーキャー。
それでも、ぽつんと…
たった一人、夕陽を眺める娘がいたり…

でも、とても、それはにぎやかだった。

(私の好きな)世界1のビーチ

2009年05月10日 | Weblog
 昨日は天気も良く最高の夕日でした。

 子供の頃はどっぷりと日が暮れるまで
 その一日が終わるの惜しみつつ、
 
 砂の軍艦を築き…
 ハマグリを採り…
 ヤドカリを探し…
 浜蟹を追っかけて…
 夕日がこんなにも美しいことには、全く…
 気がつきませんでした。

ランタナ

2009年05月04日 | Weblog
 レストランの入り口のランタナがどんどん勢いを増してきます。

 自然栽培の農園の基本は大地、生物が持つ生命力が基礎となる栽培法ということ
 になるでしょう。

 そんなわけで、先日の仕事に対する基本をもう一日続けます。

  始業時間の10分でも20分でも早く来て自分が昨日やり残した仕事、やりたい仕
 事などのできる人になって一人前の社員になったと言える。
 
  そもそも、農業という仕事場の相手は上司ではない。相手は作物という生きた
 物。それとの対話のできる人間こそが信頼できる社員ともいえる。

  一般企業でいうモチベーションも他人から与えられるというよりも、その企業
 に移植された僅かな期間だけ水を挿してもらえば、自然発生的に起きる可能性が
 十分にある。こうした自然相手に自らをモチベート出来る素養を培うことも大事
 なことだ。


 

新規就農

2009年05月04日 | Weblog
     今年はマンゴーの実の着きが悪く、殆どの木を剪定して
     来年に備えることにしました。

 新規就農
 
 小さなわが社でも日本のテーマ「新規就農」に係れたことは光栄である。

 研修生の1か月目のレポートを受け取った。
 島の出身者とは言え、職業としての農業は新たな発見が多かったと思う。

 農業は近代的産業の形態、部分的な担当制(オートメーション)による思考形態
 ではやっていけない。総合力が要求される職業だ。そして、細かく見ればあらゆ
 る能力が要求される。

 彼に与えたコメント。

 終業時間が来ても、「もう少し、もう少し」と、一日の仕事を終えるのに後ろ髪
 がひかれるような思いがあるかないか? そして、明日は先ずここから!
 というところで区切りをつけられるか?
 時間を惜しむ感覚をつかめなければ本物ではない。
 まだ本当の農業の楽しみがわかったとは言えない。

 涙とともに播くものは喜びとともに刈り取る。

 ちょっと厳しいかな?




農園の生垣

2009年05月04日 | Weblog

農園の最近の生垣です。

真紅のハイビスカスがたくさん咲くようになりました。

暴風林の役目の高木はユーカリです。

沖縄の森林組合から取り寄せたものです。
(ぼく、コアラではないからね!)沖縄ではコアラのえさ用に、どこかの動物園と契約栽培をしているようですね。

10年でこのように立派に成長しています。

形状はアフリカでみかけるものよりは悪いです。
アフリカのものは薪として利用するほかに電柱などにも用いるようですのでスラーッとしていますね。

パパイヤ

2009年05月03日 | Weblog
 
 在来種のパパイヤが実をつけています。
 セメンの床と石垣の間にある僅かな空間に生えています。
 すごい生命力ですね。
 購入してきた種をポット植えして、移植してなどというと、このような条件では
 まず生育不能になるしょう。人為的なものに比べ、
 自然発生のエネルギーの偉大さには敬服する。
 いろいろな野菜、花、果物などを栽培して実感することだ。
 きっと目に見えない値の張り方が違うのであろう。

 しかし、
 最近はこの在来種のパパイヤが少なくなったという感がする。
 かっての民家の屋敷の周辺は手つかずの自然空間が広かったせいか、
 このパパイヤがずいぶん生え育ち、たくさんの実が成っていたことを思い出す。
 毎日の食卓を賑わわせていた。
 パパイヤの炒め物。パパイヤの酢の物。パパイヤの漬物。少々参ったのが、
 味噌汁の具になったパパイヤであった。もちろん果物としてもよくいただいた
 が、やはり野菜としての利用が中心だった。
 
 野菜の少ない時期、特に台風一過の食事の中心はパパイヤだった。
 今思えば最高の健康食で養われていたのだと驚きを感じる。
 無意識のうちにこのパパイヤに守られていたのだ。今になり恩義を感じるのだ
 が…。
 
 またもや子供の頃の思い出になるが…。

 このパパイヤの古株に小さな水たまりができる、そこがアマガエルの宿であるこ
 とを発見したことを思い出す。アマガエル君を求めて時間が立つことも忘れた日
 々があった。
 


そてつ

2009年05月01日 | Weblog
 
ソテツの花が咲きだしてきました。

 ソテツはに雄株と雌株があります。これはオスのようです。これから直径15セン
 チ、高さは40~60センチ程に成長していきます。メスは羽状複葉の葉が縮んだ
 形のものが多数集まり、ドーム状の形をしている。

 ある一定の年齢以上の人にはソテツにも多くの思い出がある。ストーリー性に富ん
 だ植物だ。

 昭和30年代まではどの家庭でも蘇鉄味噌を作っていた。それから少し前は、イモに
 も不足し、主食の代用になったこともあった。

 私の小さい頃はソテツの葉っぱは、貴重な遊びのツールであった。
 
 眼鏡、首輪、たたみ、籠など。この籠に彼の野イチゴをどっさり詰めておみやげに持ち帰ったりした。
今でいえば自然の素材を活かした創造性を育むとても大切な遊びだ。

 ソテツにまつわる話は今後も続くかもしれない。