ユーロな日々

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スペイン セルビアに痛いドロー 〔スペイン-セルビアモンテネグロ  欧州地区2次予選〕

2005年09月09日 | Germany 2006

勝てばセルビアを抜いて首位に立てる重要なゲームデ、場所はビセンテカルデロン。スペインは序盤から早い攻撃で主導権をとり、シャビのをラウルが決めて先制して前半を終えた。

 

しかし後半、なかなか追加点が奪えない。早めに2点目をとらないと危ないと考え、アラゴネスは先手、先手と動く。まず、Fトーレスをタムードに代えた。しかしタムードのデキはあまり良くなく、終盤ゴール前で高さがほしいところでFトーレスの不在が響いた。追加点がとれない原因として、ビセンテとホアキンのアタックに、されほどのキレがないことがあった。アラゴネスは、ホアキンを下げてルイスガルシアを投入したが、ルイスガルシアもイマイチ。

そうこうしているうちに、アトレティコのケズマンに同点シュートを決められてしまった。カシージャスがうまくはじけなかったところをつかれたのだが、ツキのなさを感じた。

アラゴネスはビセンテをルケに代え、ルケはいいプレーをしたが、引き分けでいいセルビアの厚い守りを崩しきれず、痛い痛いドローに終った。結果論だが、選手交代はまずルケを入れるべきだった。ビセンテは依然として絶好調時から比べると6割程度のプレーしかできない。ルケのほうが相手はイやだったろう。それからFトーレスを残していれば、ゴール前に放り込んでもっとスリリングな場面が作れたろう。こういうときにモリエンテスがいれば何かやってくれただろうに、彼の故障は痛かった。セルビアはやはり強敵だが、ホームで戦う絶好のチャンスだっただけに、選手達もサポーターも気落ちしていた。当然だ。スペインがこんなことではいかん。

〔欧州地区2次予選 スペイン-セルビアモンテネグロ  1-1〕