ユーロな日々

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カニサレス バレンシアを救う [バレンシア-ソシエダ 2-1 リーガ5節]

2005年09月27日 | 欧州2010-2003
勝ったとはいえ、この日のソシエダなら圧勝しなければいけない。
後半44分、46分、立て続けにコバショビッチに決定的なボールが入り、同点打が決まってもおかしくなかった。カニサレルが前節の汚名を晴らすスーパーファインセーブを見せ、1点リードを守ったのだが、まさに薄氷を踏むような勝利だった。
先制点はルフェテからアイマール、追加点は愛マールからビジャといい形だった。特にビジャの活躍はすばらしい。ディバイオ、ミスタ、クライファートを抑えて先発し、きっちりと結果を出している。ポジションを取る、とうのはこういうことなのだ。
ソシエダは攻守ともぴりっとしなかったが、後半16分に、コバショベッチとニハトの連係プレーがやっと決まって1点返した。押せ押せムードになるかと思ったが、バレンシアが疲れる終盤まで、いい形はつくれなかった。
バレンシアはここから3点目を取らないと危ないと考えるべきなのだが、次第にへばってきたのか、あわやと言う場面もなくロスタイム寸前に冷や汗をかくことになった。
勝ったのはカニサレスのおかげだが、ツキがあったともいえる。
キケ・フローレスのバレンシア、悪くはないのだが、あともう一歩だろう。

[リーガ5節 バレンシア-ソシエダ 2-1]