毎日新聞の電子地域版(茨城)に
「持ち込み飲料はコカ・コーラ社」 学校観戦で通知、苦情殺到
(https://mainichi.jp/articles/20210719/k00/00m/040/258000c)
という記事があった。コカ・コーラ社は東京オリンピック最上位スポンサーの「ワールドワイドオリンピックパートナー」であるということを受けて、組織委員会が地元の小中学生限定でサッカーを観戦する鹿島市の市教育委員会に「コカ・コーラ社製以外のペットボトルは持ち込み禁止で、それ以外はラベルをはがして」という依頼し、教育委員会が市立学校の教職員に「(持ち込む)飲料はペットボトルの場合、コカ・コーラ社製の飲料でお願いします」という文書を配付したことで騒動が起こったようである。
あきれてものが言えない(ブログは書くが)。飲料会社が大会のスポンサーであるということと、参観者が会場にどんな飲料を持ち込むかとは全く独立の話である。仮に、参観する子供たちがスポンサーから招待されていたとしてもである。大げさに言えば、これは最近コロナ禍で話題になっている、「私権の制約」である。教育に携わる者がこんなことをやってはいけない。そんなこともわからないようでは、教育者なんかやめっちまえ!!である。立派に(きちんと)教育に携わってくれている教員は多いと思うが、年を取るとどんどん劣化するようである。
不祥事の多いオリパラ組織委員会であるが、ちゃんと考えているのか(今までの事件を見ていると、考えていないんだろうな)。組織委員会はスポンサーの営業に堕したのか。もし報酬をもらっているのであれば、返納して欲しいほどである。企業がスポンサーになってお金を出すのは、「オリンピック」という名前が広報上意味があるからである。それをどう使うかは各企業に任せられるべきで、組織委員会の仕事では(まったく)ない。
組織委員会さん、ちゃんと仕事してね。
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