羽鳥音のテキトーな航海

艦これ他アニメイベントへの参加、登山、キャンプ等を趣味に持つ羽鳥音のテキトーなやつ。

三人の冒険記 第三話…

2008-01-28 15:00:47 | インポート
-友達とボクのお話-

勢いよく氷点下の空気を切り裂く三人。車が全く走ってないので、道路の真ん中を突っ走った。

そして最初の難所でもある激しいアップダウンに差し掛かった。

暗い為、前がよく見えない。さすがに車の数が増えてきて、真ん中を走ることが出来なくなり、歩道のない隅の道を走る三人。

そこで事故は起こった。

ボク:「…!」

ドガ!!

リョー:「おい大丈夫か?」

この時、ボクが先頭を走り、その後ろにリョー、オックーと走っていたのだが…先頭のボクは前にある分かれ道の角に気付かず、突っ込んでしまった。

ボク:「大丈夫大丈夫。見えんかったわ」

リョー:「やはり、道は険しいな。これが洗礼か!」

それほどスピードを出していなかったので、事なきを得たが、そう甘くはないと実感した。

そして最初の難関をクリア!

そこで、少し休憩した。

自販機で温かいものでも買おうという話になったので、自販機を探し、そこで休憩した。

リョー:「何にしよう…うぉ!」

ボク:「どうした?」

リョー:「これ、集めなかんな!」

リョーはそういって自販機にぶら下がっているハガキを取った。

オック:「なにそれ?」

リョー:「これ、時計が当たる。今回のでシール集めるし」

ちょうどこの時、GEORGIAのコーヒーのシールを集めて応募すると、腕時計が当たるという企画があった

ボク:「俺も協力するわ」

特に興味がなかったボクはGEORGIAのコーヒーを買ってシールを渡した。

リョー:「おぅ、ありがとう」

温かいもの、目が覚める、尚且つシールが集まる。というわけで、GEORGIAのコーヒーしか買ってはいけないというルールを設定した。

そして、コーヒーを飲み終え、再び出発した



予定よりハイペースでのクリアに余裕がでた。

ボク:「うぉい、明るくなってきたぜ」

リョー:「日の出やん。意外とハイペースだな」

オック:「これでやっと前が見えるよ」

しばらくは平坦な道が続いた。

そして最初の目的地。実は地図を持っているのはボクだけで、目的地をボクの中で決めていた。



……

ボク:「あれ?」

リョー:「どうした?」

ボク:「コンビニがない!」

オック:「コンビニ?」

ボクは目的地として、曲がる角にあるコンビニを目標としていたのだが、途中で道を間違え、一本ズレた道を走っていたのだ。

地図をみて、そのコンビニに到着。時間に余裕はあった。かなりのハイペースだ。

ここからが本番でもあった。とりあえず、目的地のコンビニではなく、少し先のコンビニで休憩をした。

もちろん、GEORGIAのコーヒーを飲んで。

ボク:「こっからが本当の闘いだ」

リョー:「おう」

オック:「分かったよ」


ボク達は、走りだした。先の見えないゴールに…それはただ、ボク達の宿命。その先に見えるのは何?絶望、それとも…

つづく…

次回、三人の冒険記 第四話 「156」


遊んであげる。おいで…