社会不安障害:SAD、ボランティアとセカンドライフ

SADで会社を休職したが、一年で復帰し、無事定年を務めて、その後の生活とボランティアについて気ままに掲載中

SAD最後の症状、手汗(手掌多汗症)とアルコール

2010-07-10 10:31:13 | SADの症状と現況

SADは既に完治し、今は全く問題がなくなっている(産業医と久しぶり(最後)の面談とSADの完治)と言いたいが、実はSADかどうかは別にして、同時に発症した症状が、まだ改善されずに残っていた。そう手汗(手掌多汗症と言うらしい)だ。会社にいる間中、両手が汗にまみれるぐらい汗がでる。従って、パソコンのキーボードやマウスがネチャネチャし、果ては書こうとする用紙等もぬれてしまう事も多々あった。

この為、今年に入ってから会社にタオルを必ず持参し、このタオルで数分おきに、両手を拭いていた。ここ数ヶ月がかなりひどく、マアーこれも仕方がないと諦めていた。

その理由の1つが、ネットで検索してみると私とほぼ同じ様な方が多くいる事がわかり、逆に安心したからだ。内科の主治医もこれはSADが発症した時に自律神経をやられたのだろうと言われ、気にしない事と殆ど気にしてもらえなかった。また去年以降精神科の先生とお会いしていないが、この先生もあまり気にしないと言うアドバイスだったと思う。最も精神科の先生の場合は、既に本来のSADの病気と言う意味ではかなり早くから、私の完治を予測されていた。そして、この手汗に関しては、既に先生の領域は外れていたのだろう。

さて、産業医の先生が私の病気に関し、完治(つまり制限なしの勤務と定期面談終了)宣言をされた時に(産業医と久しぶり(最後)の面談とSADの完治)この手汗の話をした。今となってはその産業医の先生の指摘がまた当たった事になる。つまり手の震えと手汗に関して先生は

  1. 手の震えは、焼酎などのビールより強いアルコールを飲んだ事で、翌日その強いアルコールが残り、強度な興奮状態が続き、発生する。
    -> 従って、焼酎を止める事で、今回手の震えが無くなった。
  2. 手汗は、手の震えよりは、弱い興奮状態で発生する。つまりビールの様な弱いアルコールが翌日残り、非常に僅かな興奮状態で発生している。
    -> 従って、ビールも止めて、禁酒してみれば、はっきりする。
    しかし、ビールまで止めるのは、焼酎のコントロールができている今、必要か?それは個人で判断してよいのでは。

と言う事で、産業医の先生からは、完治の宣言を頂いていた。

この手汗だが、ここ今年になってかなりひどいとは思っていた。ひとつは、昨年度の私がいた場所が冷房が効きすぎる席だったこともあるのだろうが、昨年はあまり気にもしていなかった。今年4月にレイアウト変更を行い、かなり空調が暖かい方にシフトされた事もあるが、毎日汗との戦いだったと思う。ひどい時には、上述した様に、PCのキーボードとマウスが特にひどくなり、ひょっとして、表面の塗装が解けってしまって、ネチネチしているのではないか?他の人が、このキーボードやマウスを触ったら、気持ち悪いと思うのではないかと一人心配していた。

さて、痔との戦い(痔と健康保険)が始まり、先週の6月29日から禁酒となった。今度は一滴のアルコールもダメと先生に脅され、ビールすらも飲めないし、飲んでいない。今週に入り、なんかアレと思いながら、痔の手術後の毎晩・毎朝の処理をするのに気が取られ、昨日タオルを忘れた。殆ど気にもしていない。そして、今日タオルは持っていったが、なんと一回も使用せず。しかもかばんから取り出しもしなかった。

ウーン、今度もどうやら産業医の先生の指摘された事が当たったようだ。そうアルコール量からすると微々たるビールが原因だったとしか思えない。完全禁酒により、以前の手の震えも更に吹っ飛び、そして手汗も飛んでしまった様だ。ウーンこれもまた不幸中の幸いとなるのだろうか?

完全に痔が完治し、再度アルコール解禁となった時に検証して見たいと考えている。


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