社会不安障害:SAD、ボランティアとセカンドライフ

SADで会社を休職したが、一年で復帰し、無事定年を務めて、その後の生活とボランティアについて気ままに掲載中

SADその後(定年退職される先輩へ色紙の寄せ書き)

2010-03-17 07:51:17 | SADの症状と現況

昨年の暮れ、定年退職を迎えられる先輩の方にお祝いのメッセージを記入する色紙が回ってきた。このメッセージを寄せ書きするのに一苦労した(文字を書くとき手が震えた(SAD再び、やはりまだ治ってはいない))。この時に、休職1年+会社復帰後一年+更に今の会社に出向して9ヶ月が過ぎようとしていたが、改めてまだSADが完治していない事に、悩んだ。

それから、わずか4ヶ月余り、また今月で定年退職を迎えられる先輩の色紙が昨日会社出社後、すぐ回ってきた。

2月に入りビール以外の強い酒をコントロールするようになってから、激的な変化が起き、結果SADの最大の課題だった手の震えが全く発生しなくなっている。ここ数日はチョッと怪しく、手が震える不安感がチョッと発生したが、感じだけで発生する事はなかった。

結局今年の2月以降下記の様に色々あった。

  1. SADとアルコールの関係(焼酎を飲むのをやめた -> 今年初めての産業医との面談)
  2. 内科主治医の先生から緊急連絡が入った
  3. 焼酎を止めた。その後(二週間目の休みはクリアー)
  4. 薬無しで人前で文字を書いても手の震えが全く発生しなかった
  5. SADの完全完治を自覚した。昔の様に会議内容をホワイトボードに高速筆記ができた。
  6. 焼酎と体重の関係について(会社の春季健康診断より)

結果的に、最大の課題だった:最も緊張する場面での手の震えが克服され、ここ5年以上の心の闇から開放された。全く新しい世界が見えてきた気がしている。これを自覚した事から、更に進んで薬(セニラン)を飲むのを、2月24日に止めてほぼ3週間になる。

昨年末の先輩の色紙を書く時は手が震えて、冷や汗をかくと同時に情けなくなったが、今回は一瞬頭に不安がよぎったが、全く手の震えが発生する事なく、すらすらメッセージを書く事ができた。

薬をこの3週間飲んでいない事から、ほぼSADの完治は間違いない段階に入って来て入る。もちろんメンタルヘルス(精神科)の主治医の所へは昨年末以来行っていない。薬が切れかけているがまだ手元に残っており、何とか非常事態があっても対応する事は出来そうだ。このまま行ければ(いつが終わりかはわからないが)、薬をもらいに行く事なくすごす事ができそうである。

おそらくSADとの終わりは、次回の産業医の先生と面談する来月となりそうだ。勝手に私がそう判断しているだけだが・・・。

SADと言う病気がある事を認識し、この病気を治そうとしてから約3年となる長い年月が過ぎてしまった。結果的に、私にとってこの病気が与えた意味は何だったのだろうかと言う答えは、今となってはある程度悟っており、これはいずれ掲載したい。

一方今は、SADとの決別が訪れたその時に、私には次なるステップが開かれていると思っている。


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