やれこら やれこら 昨日も今日も

自分だけはと力んでみても,膝はガクガク,息ハアハア。会話は「アレ,ソレ」そして「やれこら」。鍛えるべきは皮肉とジョーク。

勿論,私が

2016-01-02 08:09:13 | 今日のやれこら
『おじいちゃん,庭でバトミントンしない?』
暇を持て余した孫が,誘います。
「相手をしてやるか」

バトミントンと言っても,小学生相手の遊びです。
「ポーン,ポーン」とのんびり打ち合いするだけなんですが,
コートは庭の芝生,側には植木も,石の縁石も有る狭い場所です。
打ち損なえば,シャトルは欅や松の枝に引っ掛かり長くは続きません。

「長距離は無理だが,バトミントンなら『並みの高校生』には,まだ負けないぞ」

日頃,少し「かじった」だけのバトミントンを孫に自慢しています。
疑う事をまだ知らない孫は,信じ切っています。
『おじいちゃんは,バトミントンのプロ』
いい加減なプレーでは,「こけん」に関わるんです。

「ポーン,ポタッ」
「ポーン,ポーン,ポタッ」

”そうは言っても,怪我する前に止めといた方がいいなぁー”

ラリーも,長続きしませんが・・・

「うわっ!! あぶなっ!!」
危ないのは,孫です。
孫が打ちやすいように,打ち返しているつもりなんですが・・・

孫は夢中でシャトルを追って,縁石につまずきそうになります。
かと思えば,庭木の松の葉に“ちくちく”されて・・・


雲は,茜色に染まり始めました。
元日の陽は,暮れていきます。

今年1年が,平穏であります様に。
来年の正月には,バトミントンが上手くなっています様に・・・

“どちらが?”
“勿論,私が”