やれこら やれこら 昨日も今日も

自分だけはと力んでみても,膝はガクガク,息ハアハア。会話は「アレ,ソレ」そして「やれこら」。鍛えるべきは皮肉とジョーク。

願わくば・・・

2016-01-15 07:38:32 | 今日のやれこら
1月14日は,毎年我が家の「とんど」です。

例年,「とんど」で燃やすのは しめ飾りと前年の「おふだ」です。
ですが,今年は喪中でしたから,しめ飾りは有りません。
「水の神様」と「火の神様」
「おふだ」は,台所に2枚有ります。
「国家安穏,家内安全」,「無病息災」
仏壇と廊下にも2枚貼っています,
「八幡神社年中安全守護」,八幡さんからの「おふだ」が神棚に有ります。

“これだけだからなぁ”
いつもなら,「とんど」は枯れ芝生の生えた庭の隅でします。
しめ縄のワラをほぐし,その上に鏡餅のひとかけらを置き,「おふだ」に火を付けます。
ですが,今年は5枚の「おふだ」だけです。
どこで,どうやって燃やそうかと思案しました。

“良い案が有る,これだ これだ”
持ち出したのは,植木鉢です。

「一年間ありがとうございました」
去年1年間の「ご加護」に感謝し,「おふだ」をクシャクシャと鉢に入れます。

『お願いを 待たずに炎 おさまりぬ』

鉢に入れたお札に火を付けたんですが,
「おふだ」は,5枚だけです。
あっという間に燃え上がり燃え尽きました。
これでは,一年のご加護にお礼を言う間も有りません。

それでも「とんど」は無事すみました。
謂れにそって,
灰になった「おふだ」を家の4隅に撒き,「お願い」します。

「世界安穏,国家安穏」
「家内安全 無病息災」
「願わくば 大判小判 ざっくざく」

『反省は とんと忘れて 欲深く』
『願いのみ どんと大きく 前面へ』

何はともあれ,
「『やれこらやれこら』を読んでくださる皆様が,幸せでありますように」