236
「パージェス先生から回ってきた患者さんの事だけど・・・」
「ああ、今度ハリー先生が手術する盲腸の患者さんね」
「そうなんだけど・・・」
「どうしたのよ、何か問題でもあるの?」
「以前にハリー先生に盲腸の手術を受けた患者さんなのよ。先生、その時どこを切ったのかしら?」
237
「スミスさん、パージェス先生からの手紙を見て、大泣きしていたわ」
「あら、悪い病気の知らせなの?」
「そうじゃないの。スミスさんの奥さんが、パージェス先生の病院の受付けを辞めたのよ」
「ああ、嬉し泣きなのね」
238
「ねえ、看護師のお姉さん。パージェス先生の聴診器、背中に冷たくって、気持ち良かったわ!」
「大人になると、背中にぽたりと落ちる熱いロウソクが気持ち良くなるなるものなのよ、メイベルちゃん・・・」
239
「あなた、パージェス先生の所に行ったほうが良いわ!」
「何言ってるのよ! わたしは血を見たって平気なのよ!」
「それは知っているわよ!」
「じゃあ、何でそんなこと言うのよ!」
「だって、あなた、患者さんの内臓を食べたそうな顔で見てるじゃない!」
240
「アリス先生、何をあんなにはしゃいでいるの?」
「パージェス先生のところから回ってきた患者さんのレントゲン写真を見たからよ」
「久々に斬り甲斐のある患者さんなの?」
「そうじゃないの。無くしたと思っていた金のブレスレットの在りかを見つけたからよ・・・」
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「パージェス先生から回ってきた患者さんの事だけど・・・」
「ああ、今度ハリー先生が手術する盲腸の患者さんね」
「そうなんだけど・・・」
「どうしたのよ、何か問題でもあるの?」
「以前にハリー先生に盲腸の手術を受けた患者さんなのよ。先生、その時どこを切ったのかしら?」
237
「スミスさん、パージェス先生からの手紙を見て、大泣きしていたわ」
「あら、悪い病気の知らせなの?」
「そうじゃないの。スミスさんの奥さんが、パージェス先生の病院の受付けを辞めたのよ」
「ああ、嬉し泣きなのね」
238
「ねえ、看護師のお姉さん。パージェス先生の聴診器、背中に冷たくって、気持ち良かったわ!」
「大人になると、背中にぽたりと落ちる熱いロウソクが気持ち良くなるなるものなのよ、メイベルちゃん・・・」
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「あなた、パージェス先生の所に行ったほうが良いわ!」
「何言ってるのよ! わたしは血を見たって平気なのよ!」
「それは知っているわよ!」
「じゃあ、何でそんなこと言うのよ!」
「だって、あなた、患者さんの内臓を食べたそうな顔で見てるじゃない!」
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「アリス先生、何をあんなにはしゃいでいるの?」
「パージェス先生のところから回ってきた患者さんのレントゲン写真を見たからよ」
「久々に斬り甲斐のある患者さんなの?」
「そうじゃないの。無くしたと思っていた金のブレスレットの在りかを見つけたからよ・・・」
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