母の様子

ここに来て、母の様子がだいぶ変わってきました。

それまでは、トイレで粗相をしたり（トイレだからよかったけど）夕食の支度をすれば、野菜などは洗わずぶった切り。
鍋もろくに洗わない。。。
一日中、横になったり起きたりで、起きてる時は何か口に入れている。
お風呂にお湯を入れれば栓をせず、お湯をかけ流し。

そんな母の様子に父も疲れが出て、めまいの症状まで。

父がかかりつけの医者に相談したところ大学病院の紹介状を書いてあげるから一度診てもらいなさい！と。

先々週？早速母を連れて病院へ。
病院に行くことを説得するのにも大変だったらしい。

「私はどこも悪くない！」と。

病院では簡単な質問を受けたらしい。
今日は何曜日ですか？とか、ここは何地方ですか？とか。
ほとんど答えられなかったそうです。

その後、ＭＲＩやらを受けるので、今服用してる薬は一切飲まないように。と指示があったらしいです。

ほとんど薬に頼りきってる母は、大変だったらしいです。
父が犬の散歩をして帰ってきたら父のバッグは荒らされてたそうです。
父はそのことを見越して薬を一切隠したらしいですけど。

そのうち伯母の家まで行って「安定剤ちょうだい」と。

でもそれから一日、一日と経つうちに母の様子が変わってきたんですよ。
朝起きるのが急に早くなり、話す言葉がはっきりしてきました。

今まで私に電話をしてきても要件だけいうといきなりガチャン！と電話を切っちゃったんですね。
でもその後、「じゃあね。」と普通の会話が出来るように。

週末、息子を連れて様子を見に行っても、今までとはうって変わって話が出来るように。

検査のほうも、ＭＲＩ、血流検査？なども終わり、結果が。

結果は「たいしたことない。」だそうです。
最初に行った質問の検査も最初は２０点そこそこだったのが８０点以上になったらしいです。
先生も「ずいぶんはっきりしたね～」とおっしゃったそうです。

結局原因は・・・薬の副作用です。

安定剤のほかに毎日寝る前に睡眠剤を飲んでたらしいんです。
母がどこかにやってしまったのか、全部飲み終わってしまってたのか、どんな睡眠剤を飲んでいたのかわかりませんが、そのせいで頭もぼぉっとしていろいろなことに支障が出てきたらしいんですよ。

怖いです・・・薬。

薬には作用があるから副作用も絶対にあるんだそうです。
絶対に飲んじゃいけない・・と言うわけではないですけど、母のように最初に安定剤だったのがだんだんエスカレートして睡眠剤になったのだと思います。

とは言っても、まだまだおおぼけっぷりはあまり変わりませんが。

今日は冷凍庫に生協の食材をしまってたら氷砂糖が入ってました・・・。

今まで長い間、薬を飲んでいて萎縮してしまった脳細胞は復活することはないだろうけど、ここのところの母を見てちょっとホッとしました。

このまま症状が進みませんように。