備忘録代わりに:
カミさんの父さんのPCが調子悪くなってしまった。
という連絡が先週の日曜日に入った。
しかし、友人が来ていたことと町のお祭りがあったため、
行くことができず、今日まで待ってもらった。
土曜日の夜、聞いていた症状に合う対処法が既にネットに
ないかどうかを確認した。
症状:PCを起動すると起動途中で再起動がかかり、また
起動の最初に戻ってしまう
というもの。
調べていると、Microsoft社の情報としてあがっているものがあった。
kernel32.dllの破損が原因のため、これをCD-ROMから復旧する
手順が書かれていた。
これを印刷し、念のためにWindowsXpのSP2のCD-ROMを作成して
もって行った。
①最初にWindowsのCD-ROMから起動し、リカバリモードにしてchkdsk /r 実行。
2時間弱かかって終了後に起動しなおしたが、症状は変わらず。
②リカバリモードで起動し、昨晩印刷した手順どおりにkernel32.dllをリカバリ。
症状は改善せず。
起動の際に再起動がかかるとき、一瞬ブルーバックの画面が表示されているのだが、
0.5秒も表示しないうちに再起動してしまう為に何が書かれているのか分からない。
③起動時にF8キーを押して、"前回正常起動したときの設定で起動"を選択。
Windowsが起動した!
のもつかの間、シマンテック社のInternetSecurityの起動に必要な各種dllが
ないということで、サポートのURLで対応方法を確認すると、再インストール
せよ、と書かれていた。
通常の方法で削除しようとしたところ、"LiveUpdate"中だから削除できない、
と言われて削除不可能。
④再度シマンテックのサポートのページを見ると削除ツールが公開されていたので
この必要な3つのファイルをダウンロードして手順どおりに実行したが、
これでも、"LiveUpdate"中だから削除できない、と英語のメッセージに変わった
だけで症状変わらず。
仕方なく、プログラムの追加と削除より、LiveUpdateを削除。
その後削除ツールも正常に動作して、InternetSecurity削除成功。
⑤PC再起動後、InternetSecurityの再インストールを試みるも、初期設定
の所で止まってしまい、インストールできない旨のメッセージが表示されて
インストールがうまくできない。
これについてもシマンテックのサポートページにあるツールを利用して確認
したが、原因はインストールするHDDの容量不足だということになっていた。
おかしい。
HDD空き容量は100GB 以上あるのに。
⑥このほかにも、PC起動時にWindowsインストールのダイアログが表示され、
他のアプリ起動なDLLが入っているCD-ROMを要求してくる。
これは恐らくWindowsの設定情報などもおかしくなっている可能性があると
Windowsの上書きインストールをしようとした。
父さんが持っているXPのCD-ROMはSP1適用のもの。
これをドライブに入れてインストールしようとしたが、新しいバージョンが
インストールされているのでそのCD-ROMでは対処できないと言われてしまった。
そこで作成したSP2対応のCD-ROM(本当はCD-ROMに入りきらなかったため、
DVD-Rに入れていった)をドライブに入れて上書きインストール実行。
⑦上書きインストールするも、必要なファイルのインストールを求める
ダイアログは表示されるので、必要なCD-ROMを入れてそれぞれ対応した。
⑧InternetSecurityの再インストールも成功。
先日更新して有効期限を延ばしていたのだがそれも正常に反映されていた。
一応、修復はできた。
ただ1つ。
デスクトップ上のOutlookExpressのダイアログがおかしくなっていて、ダブル
クリックしてもO-Eが起動しない。スタートメニューからは起動できるので
とりあえず何もせずに置いておいた(父さんも了承済み)。
作業終了したのは午後4時半頃。
約6時間かかった。
ビールを1ケースもらって喜んで帰ってきたのだった。