形之医学・しんそう療方 小石川院長 エッセー

昭和の頃、自然と野遊び、健康と医療のことなど。

早春

2008-04-03 14:52:43 | 自然と野遊び

花をつけた野草があったら撮りたいと思い、日曜日に
カメラを持って、家の近くの城跡公園に出かけた。

この公園は日本歴史公園100選の一つに入っている。
広大な台地の公園の一角に、外国の日本文化を研究する人たちが
一度は訪れるという、東洋一の規模を誇る国立歴史民族博物館がある。
この公園がいいのは、あまり管理され過ぎていないからだ。 博物館の
あたりは手入れがいきとどいているが、その周辺はかなり自然のままに
残されている。


残念ながら花をつけた野草はまだ少なかったが、花ニラがその愛らしい姿を
見せてくれた。 花ニラはユリ科の植物でたいへん繁殖力が強く、おそらく
どこでも見かけるだろう。 食べるニラとは同じユリ科でも属が違うようだ。
しかし葉を揉むと、ちゃんとニラの匂いがする。 最近はいろいろな色の
花ニラの園芸種が豊富に売られていて、群生しているとたいへん美しい。




公園から流れ出す小川は、春の気配を感じさせ、
のどかな光をたたえている。
まだ若い野セリが沢山出ていた。



野セリに混じってクレソンが出ている。 これはたぶん、4、5年前に
私が種を播いたものだと思う。 播いた1年ほどはあまり出なくて、
水に流されたかと思っていたら、数年後には勢いよく繁殖し始めた。





形之医学・しんそう療方 東京小石川
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