みなさん こんにちは
日常診察していてよく質問されることに「先生、何才からコンタクトレンズできますか?」と
3年ぐらい前までは高校生になってからコンタクトレンズを始める子どもさんが多かったと思いますが、最近では中学生になったら、また小学生でも野球、新体操、サッカーをしていたりして希望されることも頻繁にあります。
決まった答えはないのですが、「レンズの取扱いがしっかりとできること」「調子が悪いときにレンズを中止し保険証を持って受診することができること」「定期検査をしっかりと受けることができること」が最低条件だと思います。
あと、金銭的にある程度の余裕があること(ぶっちゃけ、コンタクトレンズはやはりお金がかかります)。
ケチってしまってレンズを使用期限を守らずに使う人のトラブルが絶えません
イニシャルコストは低価格から始めることができるようになりましたがランニングコストは種類によっていろいろですがある程度の金銭は必要になります
また、意外に思われる方もあるかもしれませんが、老眼になった年代になって初めてコンタクトレンズをする人も多いです
特に遠視の人(若い頃は自慢の裸眼視力1.5とか2.0だった人)が45才を過ぎたころから手元が見えにくく感じたときにコンタクトレンズをおススメすると遠方も近くも見えやすくなったと大変喜ばれることがあります。もともとメガネをかけることに慣れてない人がメガネを常用することを煩わしく感じるようです。
ジョンソンエンドジョンソンが実施したアンケートの結果をもらいましたのでみなさんにも供覧しますね。
コンタクトレンズを使い始めた時期は
1)中学生 47% (2)高校生 43% (3) 小学生 6% (4) 大学生 4%
一昔前までは大学デビューや高校デビューが多かったのに低年齢化がすすんでますね。
コンタクトレンズを使いはじめた理由
1)スポーツやダンスをする時にメガネは邪魔だから (2)メガネをかけたときの外見が嫌だから、、、、などの結果でした。
なんとなく友達が使っている2ウイーク〇〇がいいよ!とかいうクチコミだけでレンズを選択してはいけませんね。
レンズの使用目的・頻度・目の状態を詳しく診察してもらった上でレンズの種類を選択しないといけませんね。
いつでもご相談にいらして下さい。