2012年11月10日(土曜日)
宮城県眼科医会主催のコンタクトレンズ研修会があり講師として参加してきました
内容的には、以前からブログで強調してきたソフトコンタクトレンズケアの話です。
MPSと過酸化水素を比較し、どういったユーザーにはMPSを薦めるのか?どういったユーザーには過酸化水素が薦められるのか?という内容です。ということで勉強の話というよりは旅行記を書きまーす。
まずは早朝の大阪国際空港です。飛行機の便の都合もあり講演は夕刻だったのですが当日の診療は大阪大学の先生にお願いして早い時間に仙台入りしました。仙台に行くのはきっと15年ぶりです。少し肌寒い朝でしたが快晴でした
いつも通りJALで
離陸後もほとんど揺れることなく時速800kmで仙台へ一直線に向かいます。飛行時間は1時間ちょっと。
その間も無駄にできませんからスライド原稿の確認をします
下の写真は琵琶湖上空です。いい天気ですね多くの登山客が紅葉を見に行っていたそうですね
昼前に仙台空港へ、JRに乗り換えJR仙台駅へ
まずは、お腹が減っては何もできませんから牛タンを食べにいきました
1.5人前です。おいしいですね。分厚い肉を噛み切る食感がなんともいえません。かめばかむほど肉汁がでてきます
場所は仙台駅構内の牛タン通りにある「利久」ですハンバーグみたいな牛タンです(笑)
毎回恒例になっているエレベーターの立ち位置シリーズですが
立ち止まる際に大阪では右側に立ちますよね。左側が追い越しです。
名古屋・横浜・東京は左側に立ちます。やはり仙台も大阪と反対でした。写真は駅前のパルコの中。
早めに会場入りをし試写を行いました。
が~ん。今回の講演のために購入したMacBookAirがプロジェクターに認識されません。
普段慌てることのほとんどない私もこの時ばかりはあせってしまいました。
幸い、メーカーの方がバックアップ用にMacBookProを東京から持ってきてくださっておりそちらにデータを移動して解決できました。
演題は3つありました。写真の通りです。
1)カラコンの現状の問題に対してどのように向き合うのか?
渡邊潔先生が講演されました。内容としましては当院のブログにも過去に記載した内容と同じです。
http://blog.goo.ne.jp/shirakawa_iwasaki/e/5412112d3dd3bd23fa878b17700a2a7b
GroupI素材のカラコンのトラブルが多い。GruopI素材の物は1ヶ月以上使用可能なレンズです。
現在は簡単な書類審査で承認がとれるそうです。厚生労働省に提出される副作用報告も400を越えており今後行政指導が入るのか?目が離せない状況です。
2)患者目線で考えるソフトコンタクトレンズケアについて 私が講演してきました。
下のブログに近い内容ですけどね。
http://blog.goo.ne.jp/shirakawa_iwasaki/e/c2a2ae4ee2378e374c0ba5d46225ad62
3)最後の演題は「新しい機能を有するコンタクトレンズ最前線」 さど眼科院長の佐渡一成先生が講演されました。
非常にわかりやすく遠近両用のコンタクトレンズ処方の方法論を説明されました。明日からの診療に即役立つ内容でした。参加されている眼科コメディカルの方々が大変熱心にメモをとられているのが印象的でした。
最前線の話ではアレルギー性結膜炎の治療薬をドラッグデリバリーできるソフトコンタクトレンズや、眼圧・血糖を測定可能なソフトコンタクトレンズが開発されていることが紹介されました。
今後、こういった付加価値のついたレンズの登場がまたれますね。
さあ、講演が終わりあわただしく翌日帰阪です。仙台空港でクリアケアを持ち歩いている人を発見。
たまたま過酸化水素(クリアケア)の話を講演しにいったので思わず激写。
もちろん、本人にはブログに載せることは声をかけて承諾を得ました。
土曜日は少々肌寒いものの快晴でしたが日曜日帰阪すると冷たい雨でした。
家に帰って体重を量るとなんと+4.6kg
恐るべし仙台。料理(肉も魚も)がおいしかったから(笑)
4日以内に減量します!また走らないと
代診のため患者さんにはご迷惑をおかけしましたが、多くの事を学んできましたのでまた診察の中で情報提供していきますね。
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目に関する相談は当院まで
大阪府 茨木市の眼科 白内障・緑内障・飛蚊症・コンタクトレンズ・加齢黄斑変性症 OCT設備もある
くぼた眼科 院長 久保田泰隆