みなさん、こんにちは!
今日は、コンタクトレンズのお話です。コンタクトレンズといえば多くの人がソフトコンタクトレンズ
しかも、1日使い捨てコンタクトもしくは頻回交換型レンズ(2週間交換や1ヶ月交換)を使っていると思います。
なかには、今でもハードコンタクトレンズを使用されている人もいます。取り扱いが比較的簡便であり、乱視の矯正には優れます。
しかも、うまく使えばランニングコストも安くなります。
今回は、オルソケラトロジーレンズのくもりの話です。オルソケラトロジーのトラブル例でもあります。
症例は小学生高学年の女児です。オルソケラトロジーを使用開始して12ヶ月目でした。
使用レンズは東レのブレスオーコレクト。以前より軽度のアレルギー性結膜炎の既往症がありました。
今日は、定期検査に来ただけであり、自覚的なかゆみ、めやに、視力低下などはありませんでした。
角膜にも異常所見がなかったのですが、レンズをチェックしてみるとオルソケラトロジーレンズの経験が約1年なのですが
かなりレンズの周辺にタンパク汚れの付着を認めました。
オルソケラトロジーの治療は開始直後から半年ぐらいまではほとんどの場合、問題なことがほとんどです。
しかし、使用開始以後1年近く経過するとレンズの経年劣化との関連があると思われますが
たまに軽度の眼障害を起こしている場合もあります。
下の写真をみていただけでばレンズの周辺部に白くにごっているこぶりついたタンパク汚れが一目瞭然ですね。
使用したレンズケア用品をご紹介しておきますね。
それぞれリンク先をはっておきますね。
オルソケラトロジーレンズについては、レンズの種類によってこれらの協力洗浄剤が使用できる場合、できない場合がありますので
詳細については、かかりつけ医の眼科医もしくはオルソケラトロジーレンズの購入先の眼科に問い合わせしてください。
すると同じレンズなのにすっかり綺麗になりました!