牧野富太郎博士ゆかりの草花
牧野博士が愛した植物
ヤマザクラ(山桜)
牧野富太郎博士は、「我が国で世界に対して誇るに足る第1の植物は『桜』である」という言葉を残しています。「大日本植物志」という自身が手がけた植物図の第1版第1図のところに「ヤマザクラ」の精密な植物画を描いています。
開花期 3月~4月
※写真は、「ヤマザクラ(山桜)」/福岡で私が写したものです。
ヤマザクラ(山桜)は、本州(太平洋側は宮城県・日本海側は新潟県以西)・四国・九州に分布し、広く庭園にも植栽されます。幹は直立して分枝し、樹皮が美しく樺細工として利用されます。 ソメイヨシノと違いは、花が咲く時期に葉が伸びること、葉や花が無毛のことなどで区別がつきます。
牧野富太郎ってどんな人?
高知県出身の牧野富太郎は日本が世界に誇る植物分類学の第一人者です。
一生涯を通して植物分類学の研究に打ち込み、新種や新品種など1,500種類以上の植物を命名しました。 また日本全国で採集調査を行い、生涯において収集した植物標本は40万枚ともいわれ、蔵書は45,000冊を数えます。
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