鶏頭(けいとう)を詠んだ歌
万葉の時代は、「韓藍(からあい)」と呼ばれています。
万葉集/巻10-2278 作者/不明
恋ふる日(ひ)の 日(け)長くしあれば 我(わ)が園(その)の
韓藍(からあい)の花の 色に出(い)でにけり
【意味】恋しい日々が長いので わが家の庭の鶏頭の
花のようにはっきりと 顔に出してしまったよ
※「韓藍」鶏頭(けいとう)。
夏から秋にかけて鶏のトサカに似た花が咲く。
【写真は、Canvaのフリー写真素材を使用 】
万葉集には、植物を詠んだ歌が約千五百首もあるんだそうです。
万葉に読まれた植物と歌を少しですが、紹介したいと思っています。
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