筑紫の国から『花つくし日記』

福岡から情報発信の山野草・庭の花などをテーマにしたブログです。
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万葉集/巻8-1572 尾花(をばな) 2024年11月

2024年11月06日 | 21.万葉の花

尾花(をばな) を詠んだ歌

尾花(をばな)  は、イネ科の多年草です。秋の七草のひとつであるススキが有名です。万葉集には、ススキ・をばな・草(かや)・み草の名前で登場します。

万葉集/巻8-1572  作者/大伴家持(おおとものやかもち)

(わ)がやどの   尾花(おばな)が上の   白露を
               消(け)たずて玉に    貫(ぬ)くものにもが


【意味】わが家のススキの穂の上に 置いた白露消さないで
    真珠のように紐通す ことができたらいいのになあ

 ※「尾花」ススキの花穂。
 ※「玉に貫く」美しい石や真珠として紐を通す。
 ※「もが」願望。であればなあ。

【写真は、無料(フリー)写真素材を使用。】


万葉集には、植物を詠んだ歌が約千五百首もあるんだそうです。
万葉に読まれた植物と歌を少しですが、紹介したいと思っています。

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1 コメント

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Unknown (migimayu1080)
2024-11-06 14:15:14
いまだにススキとオギの区別がつきません(^◇^;)
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