7月4日は「梨(なし)の日」です。
万葉集には、梨(なし)を詠んだ歌があります。
今日は、万葉集で植物を詠んだ 梨(なし) の歌です。
万葉の時代も、「梨(なし)」と呼ばれています。
万葉集/巻10-2188 作者/不明
もみち葉(ば)の にほひは繁し 然れども
妻(つま)梨(なし)の木を 手折(たお)りかざさむ
【意味】いろんな色のもみじ葉が あるけど妻が私には
ないから梨の木を折って 髪に挿して飾りましょう
※「妻梨」〈妻なし〉と〈梨〉を掛けていう。
万葉集には、自然、草花、四季、生き物などがたくさん登場します。
万葉人が豊かな自然の中に暮らした時代を歌で楽しみましょう。
※写真は、「梨の実」Canvaのフリー写真素材を使用
「梨の日」の由来: 7月4日の日付より「な(7)し(4)」(梨)と読む語呂合わせから。2004年(平成16年)に制定。
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