学校のキョウチクトウ伐採
福岡市教委、一転見送り
「安易に切らないで」指摘受け
福岡市教委は、市内の約90校に植えられている毒性がある花木・キョウチクトウについて、「子どもが心配」との匿名メールを基に、伐採する方針を決め、各校に通知した。ところが「危険性を知らせればよく、安易に切るべきでない」との指摘が多く寄せられたため、一転して撤回し、伐採は当面見送ることにした。施設整備課は「朝令暮改で申し訳ない。対応を検討したい」としている。
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教育関係者などから「過剰反応であり、美しい花を咲かせる大切な花木を安易に切るべきでない」との指摘が約30件寄せられたため、伐採方針を撤回し、各校に再周知した。
との新聞記事が本日(12月17日/木曜日)に出ていました。
ビックリした福岡市教育委員会の対応だと思います。一件の匿名メールで決めたこともさることながら、「伐採は当面見送ることにした。」とあります。当面見送るとは、伐採も有りえるとのことです。この対応も如何なものかと思います。
切った木は生き返ることはありません。命の大切さや自然の大切さを教えるのが教育委員会の役割ではないでしょうか。広島市では、「被爆焼土にいち早く咲き、市民に希望を与えた」として市花と定めているとのことです。夾竹桃(きょうちくとう)の花の写真を見て下さい。本当に希望を与える花ですよ。
皆さんはこの夾竹桃の伐採についてどのように思いますか。
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もう一つ、ぼくらの職場で作っていた文学サークルの機関誌名が「夾竹桃」、先輩がつけた名前ですが、先輩は「夾竹桃はゴロが共産党に似ているが共産党ではない、花は赤いがアカではない」などといっていました。民主運動華やかなりし頃の、ちょっぴり左翼系のサークルでしたが、標榜のとおり共産党系ではありませんでした。
平気でやるほど腰が据わっていないんです。
伐採見直しになったのですね。
私の家の周りにも夾竹桃はたくさんあります。
排気ガスにも強い丈夫な花らしいですね。
今回のこの『事件』の怖さは、なんでも熟慮しないで簡単に決めてしまうことの恐ろしさですね。
木は切ったら元に戻らない、人が死んだら生き返れないのと同じなのに、深く考えることなく簡単に木を切る人たちが後を絶ちません。
木は黙っているけれど、生活の中で色々のことを教えてくれます。
大切にしたいですね。
体重600kgの牛が30gの葉を食べたら死にます。
葉だけじゃなく全ての部分に毒があります。
小さい子供がうっかり葉っぱを口にしちゃったら死にますね。