筑紫の国から『花つくし日記』

福岡から情報発信の山野草・庭の花などをテーマにしたブログです。
お花紹介は九州に咲く季節の花がメインですよ。

先週の運動(フィットネスジム and ウォーキング 等) 2025年 3/04

2025年03月04日 | 01.自然(草花等)

 

先週の運動(フィットネスジム and ウォーキング 等)

目標 ❶早歩き、週合計60分以上❷一日の歩数/5,000歩以上

早歩きを含めたウオーキング(散歩)は、健康増進ウォーキング 。
『運動で 減らす体重 増す寿命』
頑張っていますよ。


先週、出合った福岡の「季節の花」

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3月3日は「兎(うさぎ)の日」 万葉集/巻14-3529 2025年

2025年03月03日 | 00.今日は何の日

3月3日は「兎(うさぎ)の日」です。
万葉集には、兎(うさぎ)を詠んだ歌があります。


今日は、万葉集で生き物を詠んだ  兎(うさぎ) の歌です。

万葉の時代は、「兎(おさぎ)」と呼ばれています。

万葉集/巻14-3529  作者/不明

等夜(とや)の野に  (おさぎ)ねらはり  をさをさも
                      寝なへ児(こ)ゆゑに   母にころはえ 

【意味】等夜の野原でを狙い 仕留めはしたけどほんとうは
    ほとんどあの娘(こ)と寝ていないのに
                                                    あの娘(こ)の母に怒鳴られて

 ※「等夜の野に兎ねらはり」〈をさをさ〉を導く序詞。
 ※「等夜の野」未詳。
 ※「をさをさ」(下に打消の語をともなって)ほとんど。
 ※「寝なへ」〈なへ〉打消・連体形。
 ※「ゆゑ」原因・理由。
 ※「ころはえ」〈ころふ〉大声で叱る。〈え〉受身・連用形中止法。


万葉集には、自然、草花、四季、生き物などがたくさん登場します。
万葉人が豊かな自然の中に暮らした時代を歌で楽しみましょう。

※写真は、Canvaのフリー写真素材を使用


「うさぎの日」の由来
3月3日(金)はうさぎの日です。これは、うさぎ好きの間で“みみの日”から派生して言われ始め徐々に定着した愛好家たちにとっての記念日です。

そんな記念すべき2023年3月3日うさぎの日に、鳥取県はこの日だけ「兎取県」へ改名することになりました。

コメント (3)
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●『源氏物語』45帖 橋姫(はしひめ) 薫、宇治へ

2025年03月02日 | xx源氏物語

『源氏物語』45帖 橋姫(はしひめ)
薫、宇治へ
薫20歳-22歳 薫君の宰相中将時代

[宇治八の宮と二人の姫君]
光源氏の異母弟の宇治八の宮(うじはちのみや)は、世に埋もれて失意の生活を送っていたが、京の邸宅が焼けてからは宇治(現在の京都府南部)に移り住み、二人の姫君(宇治の大君宇治の中君)を育てていた。
ちなみにこの宇治八の宮は、かつて冷泉院の東宮時代、弘徽殿大后によって冷泉を廃して代わりに東宮につけられようとしたことがあった。
しかしその策謀が失敗したために、宮廷社会の日陰者としての生活を余儀なくされていたという背景がある。

[薫、宇治の八の宮を訪れる]
そのころ、世の無常を感じていた薫は、宇治八の宮のうわさを聞いて訪ねるようになった。

[薫、姫君を垣間見る]
それから3年の月日が流れ、晩秋のある月の夜に、は宇治を訪れた。
宇治八の宮は山寺にのぼり留守で、二人の姫君だけが琵琶と琴を弾いていた。は美しい姫君たちを垣間見て、宇治の大君に歌を贈った。


巻名は薫が詠んだ和歌にちなむ。
橋姫の心を汲みて高瀬さす
         棹のしづくに袖ぞ濡れぬる」


※上の写真は、「宇治の朝霧橋」/無料(フリー)写真素材を使用

橋姫(はしひめ)は、橋にまつわる日本の伝承に現れる女性・鬼女・女神である。古くからある大きな橋では、橋姫が外敵の侵入を防ぐ橋の守護神として祀られている。


[薫、実父が源氏ではないことを知る]
が再び宇治を訪れると、宇治八の宮は出家の志があることを話し、姫君の行末を頼んだ。
その夜、弁の尼(柏木の乳母の娘)から柏木の臨終の様子を聞き、自分が光源氏の子でないことを知って暗い気持ちになった。


【源氏物語45帖に出てくる主な登場人物】

(かおる)
源氏物語第三部の主人公。
表向きは光源氏と女三の宮の子どもであるが、本当は柏木と女三の宮の子どもである。
生まれつき体から良い香りを放っており、「薫の君」と呼ばれている。
自身の出生の秘密に悩み、宇治八の宮を訪れ、娘の大君に恋をする。
後に大君によく似た浮舟にも惹かれるが、恋は成就しない。

宇治の大君(うじのおおいきみ)
宇治八の宮の長女。
思慮深くプライドの高い女性であり、薫からの求愛を拒み続ける。
妹・中の君と匂宮が結婚した後、匂宮があまり通わないことに悩んだ末、病気で亡くなってしまう。

宇治八の宮(うじはちのみや)
桐壺帝の第八皇子であり、光源氏の異母弟である。
高貴な身分であるが、頼れる後見人がおらず、
宇治の山荘でひっそりと生活していた。
仏道に通じており、出生に悩む薫と交流を持つ。

弁の尼(べんのあま)
宇治八の宮家の女房である。八の宮の北の方のいとこであり、母は柏木の乳母である。かつては母と共に柏木に仕えていた。そのために薫の出生の秘密(薫の父親が光源氏ではなく柏木であるということ)を知っており、薫が八の宮のもとを訪れた際そのことを語る。


今年のNHK大河ドラマ「光る君へ」(2024年)を解りやすく視聴見るために平安時代の勉強を兼ねて『源氏物語』のブログを書いています。『源氏物語』には、物語に欠かせない要素のひとつとして多くの「植物」が登場します。これなどを切り口に『源氏物語の花』『源氏物語の風景』をブログで表現できたらと思っています。

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季節の山野草/ユキワリソウ(雪割草) 3月

2025年03月01日 | 15.季節の山野草

「こんにちわ」

ブログ読者の皆様は、お元気でご活躍のこととお喜び申し上げます。

さて、今日は、「山野草」を写真でアップします。
季節の山野草で癒されませんか。元気が出ますよ。

今日も楽しくお過ごし下さい。

ユキワリソウ(雪割草)
キンポウゲ科 花期/2月下旬~4月
今日、紹介するはキンポウゲ科の雪割草です。ミスミソウ、スハマソウの別名があります。
サクラソウ科にもユキワリソウ(雪割草)がありますので注意願います。


写真は国際雪割草協会の展示会で写したものです。


【一口メモ】
早春の太陽の光をいっぱいに受けて、いち早く花開く山野草の一種がミスミソウです。この仲間はキンポウゲ科ミスミソウ属(Hepatica)の多年草です。

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