木もれ日の降る道

心に残る風景や自然・花など
記録として綴ります

八海山登山

2023年07月21日 | 懐かしのあの日

新潟県南魚沼市「八海山」へ登ったのは かれこれ10年ほど前の7月末
当時の大河ドラマ「天地人」で直江兼続が山頂に立つオープニングが
とても壮観で あの風景を観てみたい との思いで登る事にしたのですが・・


さすが米処の南魚沼市 美しい田園風景が続き


あのギザギザ山の八海山(標高1,778m)に再会です


ロープウェイで山頂駅(標高1,147m)まで上がり そこから登山です


目標の千本桧小屋(9合目)へ向かいます


カラマツソウ・アカモノ・オトギリソウ・ギンリョウソウ
など 歩き始めると可愛い野草が迎えてくれました


1時間ほど歩くと女人堂に到着します ここまでが半分の道のりで
さらに進むと・・

 
『これより浅草登り あなたをスリムにします ガンバッテ 小屋まで40分』というメッセージ
視界が開けると眼下には 六日町の田園風景が見えました




ツルリンドウ・ツルアリドオシ


さらに登ると またまたこんなメッセージ・・小屋まで13分?・・あと一息だ~!!


アップダウンが結構キツい登山道を歩く事3時間近く・・!
突如現れたハシゴと長~いクサリ場を前にア然・・思わず足が止まったけれど
ここまで来てリタイアは出来ないと思ったので ファイト~!


頑張って登りきったら 視界が開け薬師岳の山頂に到着


と同時に 千本桧小屋が見え喜んだのも束の間 急斜面を下り再び登らなくては・・
最後のクサリに掴まりながら やっとの思いで小屋に到着したのでした

 
40~50分ほど小屋で休憩をとり 地蔵岳を目指そうとしたけれど
展望は無いし残りの体力を温存し下山する事にしました

結構なキツイ山で膝はガクガクだし 樹林の登山道は視界も無くて・・
暑さで体力を奪われ限界だったけれど なぜか思い出深い登山となりました
下山後「八海山の冷水」の水汲み場でペットボトル数本に水を汲み お土産としました

八海山は山岳信仰 修行場の聖地とされている霊山・・
登山上級者はその先の入道岳までの八つ峰という 
過激な岩場や鎖場をいくつもアップダウンして越えて行くそうです