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買い物すると言う訓練

2009-03-27 14:36:25 | 天音ちゃんから学ぶ事
こまったなぁ~
困った
近所のコンビにが閉店だ
コンビに一つで何を困っているかと言うと
娘さんのお買い物訓練をしていたコンビにだからなのです

娘さんは、肢体不自由児の特別支援学校に通っています。
区や県、場所によっては
肢体不自由児と知的障がい児が
一緒に学ぶ学校もあるかと思いますが
私の住む区では、
肢体不自由児童の通う特別支援学校と
知的障がい児童の通う特別支援学校が別にあります。
もちろん、学校の勉強内容に違いが少しあります。

娘さんは、重複障害児であります。
座る、歩く、立つのハンディがあり
言語理解がなく、感情コントロールが難しく
認識能力が低いと言うハンディもあります。

ですから、就学相談の時期
どちらの養護学校(特別支援学校)にするか迷いました。
知的障がい児童の通う特別支援学校には
重複学級がありましたから。

でも、
その時期に歩行などの身体的発達が見えていたので、
それをもっと伸ばそう!と考え
肢体不自由児童の通う特別支援学校に入学したのです。

どちらの学校のプログラムも魅力的でした。
肢体には肢体の
知的には知的の
その子供達にあったプログラムです。
伸びて成長して行くであろう娘さんに
どちらのプログラムも必要だと、今も私は思っています。

知的障がい児童の通う学校の時間割が
毎日横並びに時間割が決まってると言うのを知りました。
何曜日の何時間目は何の授業と言う時間割ではありません。
毎日、何時から何時が同じ時間割です。

そう云う繰り返しの勉強が、娘には必要なのだと気がついて
それで、買い物の訓練を始めました。

知的のハンディがある子供の中で
行動の概念の理解が難しくても
「決まった事を繰り返す事で、その子が得出来る行動がある」
場合があります。
毎日繰り返す中で、社会に適応出来る事もあるのです。

お買い物の流れ
商品を選ぶ⇒レジに持って行く⇒お金を払う⇒商品を受け取る
この流れを繰り返し
お買い物をすると言う事を会得する。
娘さん、ずっと介助の必要な人生かもしれませんが、
訓練していたら、一人で買い物に行けるようになるかしら?と
1年半ばかり、
その、今度閉店してしまうコンビニで買い物の訓練をしていたのです。

スクールバスのバス停近く。
自宅までの間。
立地も良かった。

娘さん、まだちびっこなんで、下校バスでは寝てしまい、
下車しても寝てて買い物出来ない日もありますが、
起きていたら、プリンを一つ買いにコンビにに寄りました。

一人で歩けませんから、手を繋いで店に入ります。
はじめはドアを開けるが解りませんでしたが(押すから)
今は、そのコンビにに行くと、押せないけどドアに手を伸ばします。
歩いてプリンの棚の前に行きます。
ちひっこなので、高い位置にあるプリンには手が届きませんし
抱っこしてあげても、自分で掴むはありませんが、
指をさし言葉にして、
「コレ? コレ?」と訪ねると
プリンで「うん」と答えますから
プリンを取って持たせて上げます。
持ったプリンをレジで出して、500円玉を握らせてあげると
手を出した定員さんに渡せます。

アルバイトの店員さんですからコロコロかわりますが、
わりとよく居る若い女の子は
お釣りを渡すとき、娘の手を取って握らせてくれました。
レシートとプリンを私に渡してくれ、
訓練中なのがわかったからなのかわかりませんが
いつもそうして娘さんにお釣りを渡してくれました。
子供のお使いのちょっとしたお手伝い
些細な事かもしれませんが、
私はとてもありがたく感じていました。

良い訓練場所なのにぃ
30日で閉店かぁ~

参ったなぁ~
コンビにってスーパーよりコンパクトだから
迷わなくですむんですよ。
レジもわかりやすいし。
スクールバスのバス停までの通学路沿いも
娘さんの生活の中の生活路だから
繰り返しの一つになるし。

閉店したら、次何が入るかわからないテナント。

次もコンビニぃぃ~と願うしかありませんね

念じよう
コンビニ コンビニ コンビニぃぃぃ~

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