ずいぶん前に
「良い病院を探すと云う事」と云う記事を書きました。
今日は「良いお医者さまとは?」と云うお話です。
随分昔に、病院友達のママ達とこんな話をしました。
「ねぇ~、もしもさぁ
①お話はよく聞いてくれて、とっても親身で、子育ての相談とかもしやすくて
でも、処置とかオペになると・・・イマイチ?・・・なぁ~んて評判の先生と
②話は聞いてくれない、相談なんとても出来ない、
でも、処置とかオペになると・・・先生凄いです!・・・と評判の先生
この二人の先生どちらかが主治医になるとなったら、どっちの先生を選ぶぅ~?」
と。
回答は・・・選べないよ
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でした
選べません、どっちの先生も必要なんです
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どっちの先生のスキルが欠けても、心配だし患者さんは困るのです
娘の通院する病院は大きな病院です。
いわゆる小児科にあたるのかしら?、
風邪引きましたや予防接種、
発達発育の診察などを診てくれるのが「総合診療部」と言い、
その部を中心に、患者さんに必要な診療科がたくさんあります。
通院したら必ず総合診療部かかると言う事はなく、
耳鼻科が必要なら耳鼻科だけとかの診察です。
ただ、初めての受診の時には、
総合診療部を受診して、必要な科に回してもらいます。
娘が一番深刻だったのは、深夜の呼吸停止だったので、
在宅酸素治療をしてくれる麻酔科がメインの科です。
他に、咽頭軟化症などの喉回りを診てもらうのに耳鼻科。
顎が小さく歯がキチンと生えきらないので歯科。
装具などの製作のためにリハビリ科。
そして、痙攣や発育、発達を診ていただくのに総合診療部を
定期的に受診しています。
その他に必要であれば、
遺伝子科、眼科、整形外科、こころの診療部と予約をして受診します。
これだけたくさんの科を受診していますから、
何科は○○先生が主治医ですとなりますが、
学校の書類など総合的に診て書いていただくのは、
総合診療部の先生で、
だから天音ちゃんの主治医は?と聞かれると、
総合診療部の先生と答えます。
そして、麻酔科の○○先生も主治医ですと。
娘にとって麻酔科はとても大切な科だからです。
これだけたくさんの科の先生に診て貰い、
私はどの先生も「良い先生♪」といつも思っています
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こう言う大きな病院ですと、
主治医を患者さんが選ぶと言う事がなかなか出来ませんが、
娘は良い巡り会わせで、
ママ友と話した究極の選択?の両方が一つになった先生達に診て貰えています。
もうラッキ~
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としか言いようがありません。
ありがたい限りです。
でもね、こんなラッキーが続いていたわけではありません。
転院する前は、一つの科で、何人もの担当医を変えてもらった事か。。。
変えてもらつた理由、
何故担当医を替えて貰ったか?
お話しは、NICUの頃に遡ります。
整形外科で初めて担当医についた先生が、
その科では権限?がなかったのか?
その先生の判断でのお話しが出来ない事から不信感を私は抱きました。
診察室に行けないので、NICUに来て下さるのですが、
私が質問する事の全てと言って良いほどに、
『聞いておきます』と言う答えが続きました。
聞いておいてくれて、またそれに対して質問すれば『聞いておきます』との事で、
ちっとも話が進まない感じが辛かったです
聞いておいてくれて、話が進めばまだいいのですが、
次にいらした時に、聞いてなくて返事が出来ない事もありました
大きな病院はチームで治療してゆく事があると聞いていましたから、
その先生一人の判断ではなく、
科の判断があるのだろうと、
子供のお使いか伝言ゲームの様なやりとりと感じながらも、
私は我慢していましたが、不信感だけは募りました。
ある日、私が帰宅した後、
NICUの主治医も居ない時にその先生がいらっしゃって、
以前から話をしていた装具を娘に付けて行きました。
NICUの主治医は、
「呼吸状態が悪く原因のわからない今、装具を付ける事は無理だ」
と判断してその医師に伝えていたのにです
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予想していた通り、夜間に呼吸状態が悪化し、
二酸化炭素が身体に溜まってしまい、
あわや気管切開の処置か?と言う所まで状態が悪化したそうです。
朝いつもの様にNICUに行くと、
主治医が「本当に申し訳ない」と事の詳細と謝罪をしてくれました。
なんでもなく、いつもと変わらずにすやすや眠る娘を見て、
泣きそうな気持になりました。
怒りを通り越して呆れました。
「あぁ、ダメだ。整形の担当医を変えて貰おう」と思い、
その旨NICUの主治医に告げ、
退院して外来に診察できるようになったら別の担当医
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と云う手はずにしてもらいました。
退院するまでの間、
診察はトータルで診て貰うのがベストなのは解っていましたが、
「今は整形部分は考えず、呼吸状態と摂食だけに絞った経過観察と治療」
と云う事にNICUの主治医と話し合い決めました。
その時に、この病院は個々の科で見れば良い病院なのだけれど、
横(別の科)の繋がりが出来ていないのだろうとの考えが浮かびました。
案の定、退院して外来にかかるようになり、
小児科での判断が反映されない診察が続き、
担当医を代えて貰ってもそれが変わらず不信感だけが募り、
それを小児科の担当医に相談したところ、
娘には色んな症状があるので一つの科だけで診るのは難しいから、
それがトータルで出来る病院に転院しないかと言って下さり、
今の世田谷にある病院に転院したのです。
長いから続く⇒
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