12月4日木曜日。
研修旅行4日目となりました。
今日は3日間お世話になったホテルをチェックアウトし、パリをしばらく離れます。パリは夜が明けるのが遅く、出発時間の8時頃はまだ暗いです。
今日の最初の訪問地は、グレー=シュル=ロワン。
グレー=シュル=ロワンは、鹿児島出身の画家、黒田清輝がしばらく暮らした小さな河畔の村です。
ロワン川の河畔でスケッチ。
黒田清輝通りにて、記念撮影。
グレー市長表敬訪問。
かつて黒田が滞在した、旧ホテルシュヴィオン(現シュヴィオン館)。
「読書」の描かれた部屋で、モデルのマリア・ビョーのポーズ。
昼食はバルビゾンのレストラン。
バルビゾンの、ミレーのアトリエ訪問。
ミレーとルソーのお墓訪問。
今夜宿泊する、フォンテーヌブローのホテルへ。
今日1日、お世話になったガイドのモアンヌ前田恵美子さん、ご主人のピエールさんと記念撮影。
モアンヌさんのおかげで、黒田やバルビゾン派の画家のことを中心に、さらに美術史の知識が深まりました。
今日も充実した1日を過ごしました。
フランス滞在もあと1日残すのみとなりました。
幸いにも34人みんな元気に過ごしています。
午後からは、全員リフトで斜面の中腹まで上がり、スキー板でV字を作って滑走する練習を行いました。少しずつですが、斜面を下まで滑りきる生徒が増えてきました。高校生の上達ぶりには、感心します。
日没後は、照明を点灯し、幻想的な雰囲気の中、スキーを楽しみました。
午前から、長野市内の観光に出かけていたグループも、善光寺を観光したり、美味しいお蕎麦を堪能したり、充実した研修を終えて、夕方には無事にホテルに帰ってきました。
研修旅行三日目、まずはウィーン国立音楽科大学へ向けてバスでの移動。
約2時間にわたり、グラスナー教授から、体の動きを使って音を出す練習や合唱曲のレッスンを受けました。
レッスンを通じて「楽譜に込められている想いや感情を読み取って音楽を表現することが大切だ」ということを学びました。
昼食は市内のレストランにていただきました。レストランでは、日本からのツアー団体客の方々とも一緒でした。
午後はベートーベンが遺書を書いたというハイリゲンシュタットの家と、シェーンブルン宮殿を訪問しました。シェーンブルン宮殿の前庭では、クリスマス市も開かれており、生徒は立ち並ぶ屋台での買い物も楽しんでいました。
また、夕食後に歌劇「椿姫」を鑑賞しました。生で観るオペラに大興奮でした。
朝7時、雪雲に覆われ、小雪が舞っています。気温は、マイナス2度。雪上車はゲレンデの整備を入念に行っています。
7時20分、朝食開始。和洋そろって種類も豊富、生徒の食欲も旺盛です。
スキー教室前に、各クラスの記念写真を撮影しました。
インストラクターとの対面式のあと、早速、教室が始まりました。転びなから、悪戦苦闘しています。