鹿児島県立松陽高等学校公式blog

学校での活動等をお知らせします。

たっぷり浸りました,日本古典芸能の世界。

2018-11-04 10:17:57 | 学校行事

平成30年11月1日(木) 芸術鑑賞会

今年も開校記念日にあわせて,芸術鑑賞会が開かれました。

今年は,日本の古典芸能の粋である日本舞踊・歌舞伎を鑑賞する

ということで,どんな舞台なのか想像もつかない人が多かったよう

です。しかし実際に目の前で見て,初めて日本の古典芸能の素晴らしさを

感じられましたね!

まずは,現在多くの芸能シーンで活躍なさっている花柳琴臣さんの

日本舞踊から開幕!

妖艶な世界にまず引き込まれました。

小鼓や笛,三味線が加わり,より一層舞台が深まっていきました。

義太夫の語りと三味線のお二人。また,これまで音で聞いたことはあっても,

実際に見たことがなかった附け打ち。様々な役割があって初めて,舞台が

成り立っているということが分かりました。

次は,見得と附け打ちの体験です。

初めてにもかかわらずなかなか決まっていますね!

附け打ちを合わせてのバッタリ。

テリー先生も挑戦!お見事!

最後は,歌舞伎舞踊でした。京都の五条橋で牛若丸と武蔵坊弁慶の

初めての出会いを描いた歌舞伎舞踊。

牛若丸の登場には息をのみました。

大向こうの練習もしていたのですが,舞踊の美しさに見とれて

声を掛けるのを忘れてしまいましたね。

世界に目を向けがちな私たちの生活の中で,自国の伝統的な芸能の良さに

気づく機会が得られたということは貴重な体験になったと思います。

今年の芸術鑑賞会もとても印象に残るものとなりました。

 

 


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