今年も、いよいよこの日がやってきました。
鹿児島県高校美術展への作品搬入は、松陽高校の美術科にとって最も重要なイベントです。
この日のために睡眠時間やありとあらゆる欲求を抑制しながら、制作に時間を費やしてきました。
そして自身の納得がいくぎりぎりまで追い込み、仕上げた渾身の作品を搬入するのです。
松陽高校の美術部は、119名が所属しているため作品数も200点近くになります。
運送業者にトラックを委託し、作品搬入も全員で協力して実施します。
制作の追い込みは、立体作品の場合は特に大変です。塑像を粘土で作成し、石膏で型をとり、FRPに置き換え、塗装研磨を行います。
本当に時間との戦いです。当日ぎりぎりまで作業は続きます。
いよいよ作品搬入です。積み込む作品の順番や作品の扱い等、安全面も含め入念に打ち合わせを行います。
絵画やデザイン画といった平面作品を先に積み込みます。
積み方を間違えると全ての作品を積み込むことができなくなるため計画的に積み込みます。
もちろん、作品の積み忘れがあると大変なので一点一点チェックもしっかり行います。
全ての作品を無事積み込むことができました。
審査は明後日以降に行われる予定です。好成績に期待したいです!