聖書のことばから  デボーション

聖書のことばから気づかされたことをつづっています。

私の羊を飼いなさい

2024-06-23 13:31:34 | 日記

2024年6月16日、益子教会にて、伝道師の就任式を関東教区議長の熊江牧師により司式をしていただきました。当日は小さい益子教会の礼拝堂は席がないほど、玄関にまで溢れてしまうほど大勢の方々が参加下さり、多くの方々から励ましの言葉を頂き、神様の祝福をたくさん頂くことができた式でした。熊江先生の「わたしの羊を飼いなさい」と題する説教にて、ご自身が若い頃伝道師として就任した時、先輩の牧師からアドバイスを受けたことを分かち合って下さいました。「神学的な知識も大事であるが、一番大事なのは信徒一人一人を愛することだよ」と言われたそうです。私もこのことを忘れずにいたいと思わされました。

 今までは、信徒として、牧師の妻として足りないながらも神様と教会に仕えてきました。今後は、主任牧師と共に、神様が召して下さった益子教会にて、主イエス様の羊を任されるという重大な責務となります。このような責任を背負いきれるのか、私のような者に務まるのかと、自信はありません。しかし、召命して下さった主が必ず助けてくださるという確信を与えられ、また幸い今は主任牧師と二人体制なので、その大きな恵みに感謝し、信徒の方々の祈りにも援護して頂き、先輩先生方にも助けられて一歩踏み出していこうと思わされました。

 そうこうしていると、早速、困難なことがおきました。私は出だしから、「ほら、おまえはダメだ!」と言われているかのようで、落胆させられ、就任式の喜びや感謝を奪い去られそうになりました。そんな時、下記の「すると主は、わたしの恵みはあなたに十分である。力は弱さの中でこそ十分に発揮されるのだ」が私に与えられ、立ち直ることができました。これからも主イエスの羊に愛を持って仕える上で、うまくいかないことがたくさんあると予想されます。私はうまく対応できない、ダメな者であっても、主イエス・キリストにますます頼り、たとえ困難な状況が変わらなくとも、困難な状況自体を恵みに変えてくだるという、弱さの中に働かれる主の力に希望を持っていこうと励まされました。そして、神様の御言葉を語り続け、御言葉で主の羊を養うことを徹底していきたいと思います。神様は真実な方ですから、御言葉の約束通りに、このような弱い僕をもいつも御言葉によってタイムリーに励まし、強めて奉仕にあたらせて下さることを信じ、神様の御心にそって、牧会していけるように、絶えず祈っていきたいと思います。

「すると主は、「わたしの恵みはあなたに十分である。力は弱さの中でこそ十分に発揮されるのだ」と言われました。だから、キリストの力がわたしの内に宿るように、むしろ大いに喜んで自分の弱さを誇りましょう。」(コリントの信徒への手紙2 12:9-10)

(引用 新共同訳聖書)

 


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