しばわんこ・ふく

柴犬・ふくのお散歩日記です。景色やお友達わんこをご紹介します。プラス天体写真もご紹介です。

ネオワイズ彗星

2020年07月30日 21時01分44秒 | 天体

ヘールボップ彗星以来の肉眼彗星と言われたネオワイズ彗星・・・残念ながら近年になく連日連夜降り続く長雨・・・各地に大きな災害を残しました。

この間、彗星は、最も明るく見えるとされる7月3日の近日点(太陽に最も接近)通過し、7月23日には地球に最も接近しましたが、国内一部の地域を除き、その姿は全く見ることもできませんでした。

今日は、午後の激しい雷雨に見舞われましたが・・・夕方からは彗星が居るであろう西の空が晴れました。すでに遠ざかる一方のネオワイズ彗星は、今日の光度は5等級とされていますので探すことは大変です。

双眼鏡でもなかなか視野に入ってきません。更に上弦の月が目的方向の左上部から双眼鏡の視野に邪魔をします。おそらくこの方向、高度であろうとする場所にカメラを向けて撮影を行いました。終了後PCで確認すると・・・グリーンの核(頭部)と淡い尾がかすかに写っていました。(スマホ等小さな画面では厳しいかもです。)

↑ 矢印の先に彗星があります。原寸大でないと厳しい・・・彗星の左の星の塊?は「かみのけ座」です。なお尾は少し左に傾くもののほぼ垂直に立っています。(35㎜換算で)90㎜カメラレンズで撮影しています。ここ数日内、6等になるまでは、撮影可能ですので・・・200㎜程度のレンズで挑戦できればです。

 

 

 


羽化(「せみの幼虫」続き)

2020年07月29日 14時14分52秒 | 景色

午後6時前には動きが止まり・・・風に吹かれると揺れる不安定な葉にしがみつきながら、羽化の始まりを待っています。

そして・・・辺りは日暮れ、暗くなっていきます。

↑ 幼虫Aの背中が割れセミの羽化が始まりました。午後6時20分くらいです。

↑ 羽が出てしまうまでは一定の時間がかかっていました。

↑ 足で殻を押しながら、同時に胴ををくねらしながら・・・もう少しです。

↑ ちょっと拡大してみました。目がつぶらです。

↑ 体をねじりながら・・・もう少し・・・

↑ もう出てしまっても良いくらいですが・・・身体の乾燥?と最後は落ちてしまわないようにか、時間をかけているようです。

 

↑ 羽がクルクル丸まっていますが・・・控えめなバンザイをしているようです。

↑ 脱出成功です。最後は、身体を起こしながら前足で殻をつかむと・・一瞬でお尻をするりと抜けぶら下がります。羽を乾燥させて夜が明けると飛び立ちます。

 

↑ 幼虫AとBの位置関係です。(上が幼虫A)

↑ 幼虫Bもほぼ同じ時間で羽化できました。

↑ 羽が伸びている最中です。

↑ 羽は縮れた状態ながら、伸びてきました。

↑ すっかり伸びきった羽・・・暗闇の中で、外的に襲われることもなく成虫となりました。クマゼミでした。

 

 


せみの幼虫

2020年07月27日 19時27分32秒 | 景色

今日は、午後3時すぎから雨が降ってきました。ふくとプチのお散歩も雨の中でした。

そんな夕方・・・午後6時前に庭に出てみると・・・せみの幼虫が木登りの最中でした。午後の雨によってスタンバイできていた数匹が地上に菅田を見せたのだと思います。

↑ 幼虫A・・・桂の木の幹をひたすら登ります。

↑ 先輩ゼミの殻を意識しているのかどうかは不明ですが・・・マイペースで登ります。

↑ 上部が切断された少し太い枝の頂上にやってきましたが・・・ここは思う?場所ではなかったようです。

↑ 不安定な細い枝に移り、破れそうな葉を伝っていきます。

↑ 葉の先・・・これ以上進む道はありません。

↑ その葉で上下体制を整えて・・・脱皮する場所に決めたようです。

↑ 幼虫Bも同じように細い枝を伝い、場所を決めたようです。

↑ 幼虫Aよりスピーディーに迷うことなく場所を決めました。

↑ セミの幼虫には無関心に窓の外を見つめている「ふく」です。

                                つづく・・・


水滴

2020年07月24日 14時17分30秒 | 景色

(一般的に)この4連休・・・雨の予報・・・

今日は午前中・・・予報に反して微妙に降りませんでしたが・・・お昼前から降り始めました。九州などでは結構な雨量になっているとか・・・

小雨になり庭に出てみると庭木などには「水滴」がきれいでした。今(午後3時前)は、激しく降っています。

↑ カリンの木・・・少しスプーン状の葉に雨水がたまり・・・あふれた雨水で比較的大きな水滴を作っています。

↑ モッコウバラ・・・新しい枝葉を伸ばしている最中です。上の葉っぱに落ちた雨水が柄を伝って・・・持続して大きな水滴を作っています。

↑ ときわ万作・・・万作の葉は、羽毛に覆われたようになっています。水滴が留まりやすいのですが、一定の大きさになると独立した水滴は塊のまま落下します。

 

【おまけ】・・・カリンの木の10㎝くらいのスペースに張り巡らされた「蜘蛛の糸」に落ちた雨水は・・・飛び交う昆虫と同じように捕らえられています。

水滴は、一定の大きさに成長すると落下したり、晴れると蒸発してその姿を消すところは昆虫と異なりますが・・・。

 

 

 


くまぜみ

2020年07月21日 06時53分45秒 | 景色

先週から庭にセミの抜け殻が数個・・・この前の日曜日現在5個を発見しました。

しかし、1匹は、そばを通った時に「ガーッ!」(少々ニュアンスが異なりますが・・・)っと発して飛んでいきましたが、それ以外のセミ本体は見ていない状況にありました。

今朝、午前6時半ころから、1匹が元気よく鳴いています。聞くからにクマゼミでした。

リビングのそばの「桂の木」に擬態?しているかのようにひっそりと2匹がとまっています。けれど鳴いているクマゼミとは異なるようです。

よく見ると・・・鳴いているクマゼミは、ヤマボウシに止まっていました。

早速カメラを持ち出して・・・

↑ よく鳴いていたセミ・・・雄・・・背中側

↑ 真横姿

↑ おなか側姿

↑ クマゼミ2匹目・・・ひっそりと擬態?雌?

↑ 3匹目クマゼミ・・・雌?

↑ 庭に散水すると・・・夕方以降地中から現れます。たまに脱皮の様子を見ることができますが・・・多くは、暗くなってからのことです。


青空

2020年07月16日 16時42分09秒 | 景色

今日は、午後になって真っ白な雲(入道雲?)の間にクリアーな青空を(久々に)見ることができました。

これまでの雨に塵が洗い流されたのか?  100%紫外線のような厳しい日差し・・・夕方には、そのきれいな青空も雲に覆われてきました。

明日からはまた・・・ぐずつくようです。

↑ 太陽の位置は右斜め後ろにありますので、雲に対しては順光で・・・真っ白と青がきれいです。

↑ 入道雲だと思いますが、空一面に広がっていて・・・青一色とはいきません。

↑ 木の左下に太陽があります。

↑ 空気中の塵がほとんど無い状況下と思います。目の覚めるような青空が見えました。

↑ 白い部分に太陽がありますので・・・雲は逆光でグレーに見えます。

【おまけ】・・・カメラを持っていると急に「カラスアゲハ?」だと思いますが、目の前柄にやってきました。思わずシャッターを切りましたが・・・さすがにピント(∞位置でした)は合わすことはできませんでした(ドアにジャスピンです)。


きのこ

2020年07月14日 13時19分43秒 | 

ふくのお散歩中・・・近くの歩道の生け垣の隙間に・・・「まつたけ?」と一瞬思ってしまうようなキノコを発見しました。

数秒後・・・毒キノコ?と訂正しましたが・・・けっこう立派だったので、カメラを持ち出し撮影しましたのでご覧ください。

連日連夜の雨雨雨・・・で、山裾まで行くと様々なキノコが見られます。自宅の黒カビなどには十分注意を払わなくては・・・

↑ 1本目・・・有名な?お菓子のように見えます。おいしそうです。

↑ 2本目のお菓子・・・いや、キノコ。茎も立派です。種類は不明です。

↑ 2本目のキノコのクローズアップです。直径8㎝~9㎝あります。

↑ 近くでひっそりと、群生していました。直径2㎝程度(大)で、種類不明です。

↑ 先ほどのふくです。いつもは写真目線はしてくれないのですが・・・(カメラ向けていることを)怒っているのでしょうか?


ネオワイズ彗星(眼視不可等の言い訳?)

2020年07月13日 16時14分40秒 | 天体

このところ・・・ズーッと雨続き・・・11日の土曜日は、午前10時くらいだったでしょうか?雲は多いものの晴れ間、青空をみせてくれましたが・・・

今、ネオワイズ彗星が接近しているところです。しかし、肝心の暗い(夜空)時間帯は、すべて曇りか雨・・・東北や北海道、沖縄など一部では観察がなされていますが、それら地域以外では、全く見ることができません。先週の10日前後が北東の明け方の空で最も高度が高く・・・彗星の尾が長い(要は、太陽、地球に最も近い位置にあったことになる)時期でした。

高度は少し低くなるものの、まだ尾が長く・・・明け方で見ることができるのは・・・あと数日・・・晴れる予報はない状況です。

さて今月15日を過ぎると・・・夕方、北東の西天に見えるようになるようですが、彗星が遠ざかっている状況にあり、尾は短く、次第に暗くなってきます。更に西の空ですので・・・星々は地平線や山の向こうに沈んでいくことになりますので、日没後の彗星を見る時間は少なくなります。

今回は、ネオワイズ彗星の撮影どころか?眼視でもとらえることができていません。悔しさ紛れ?に、今回と同程度と思われる1997年出現の彗星(ヘールボップ彗星)をご紹介します。来週・・・なんとか夕方の晴れ間を期待したいところです。

↑ 焦点距離1000㎜程度の望遠鏡で彗星頭部を撮影したものです。

↑ 眼視でもほぼ同じように見えました。

↑ 200㎜のカメラレンズで撮影したものです。ダストテイルとイオンテイル(青)が見えます。

  ※ 当時は、デジタルカメラはなく、フィルムカメラでの撮影です。

 

 

 

 

 

 


ゼラフィンサス

2020年07月10日 10時09分51秒 | 

 毎日、雨雨雨・・・

昨日は少し日が差す時間帯もありましたが・・・ほとんど、曇り・・・今日は朝からまた雨です。

庭の草花は、その雨にも負けず、自分たちのペースで季節を感じ取りながら?過ごしているようです。

数年前から、鉢物をいただいた中の花で球根を庭に植えていました。

その球根は、毎年少しずつピンクの花を咲かせていました。今年は、殊の外、たくさんの花を咲かせています。

名前は・・・ゼフィランサス 
どちらかと言うと「彼岸花」の雰囲気を醸し出していましたので・・・調べてみますと「ヒガンバナ科」でした。

花言葉は、『汚れなき愛』『純白の愛』『期待』『便りがある』などで、特に「白い花」(もあります)に対して、「汚れなき愛」「純白の愛」清らかなイメージにちなんでつけられたといわれているようです。今回ご紹介するゼラフィンサスはピンクですので・・・「便りがある」「期待」の方でしょうか?

学名は、ギリシャ語で「西風」を意味する「Zephyros(ゼピュロス)」と花を意味する「anthos(アントス)」が合わさったものとされています。よく晴れて乾燥した後に雨が降って球根が潤うと開花するそうで・・・。この性質から「レインリリー」という別名でも親しまれています。

 ↑ スリムな葉はヒガンバナ?に似ています。

 ↑ けれど、ヒガンバナのように花火型の花ではありません。

 ↑ おしべは、海のヒトデのように見えます。

 ↑ おしべには、たくさんの花粉がまとわりついています。おいしそう?でしょうか。

 ↑ めしべはひっそりと・・・しかし、しっかりと自己主張しているようです。

 ↑ 花粉を運んでくれる昆虫たちに・・・とにかくまとわりつけるような体制をとっているようです。

 


アガパンサス

2020年07月07日 11時32分17秒 | 

今回は・・・(今回も?)庭に咲く花をご紹介します。

以前にもご紹介したことがある「アガパンサス」です。

アガパンサスは、ギリシャ語で愛を意味するアガペ(agape)と花を意味するアンサス(anthos)が語源とされています。 
南アフリカ原産で小さなユリに似た花をたくさん咲かせるので英名では「アフリカンリリー」と呼ばれ、和名では「紫君子蘭」と呼ばれます。 
ヒガンバナ科アガパンサス属の多年草で、分類方法によっては、ユリ科、ネギ科とされる場合もあるそうです。 
花言葉は、無償の愛など恋愛にまつわるものがありますが、誠実さ、優しさ、広く友愛を込めた意味でも贈り物として人気があります。

 ↑ スッと伸びた花柄の先に花がつきます。

 ↑ 花柄の先に更に約30本前後の柄に分岐し花がつきます。

 ↑ 一つ一つの花には、立派におしべとめしべが見えます。

 ↑ 茶色っぽいおしべが6本見えます。

 ↑ 1本のめしべ・・・もう少し時間経過すると先が膨らみます。

【おまけ】今年もニッコウキスゲが咲きました。