今回は、オリオン座の(ギリシャ神話における勇者オリオンのベルト部分にある)「三つ星」のすぐ下(南)にある星雲:M42を撮影しましたのでご紹介します。
これまでにもお話ししております通り、フィルムカメラの衰退時期以来のデジカメでの撮影となります。鳥のくちばしや翼に似ている星雲です。眼視では白っぽく見えます。
↑ フジX-A1カメラ(APS-C)ニュートン反射望遠鏡(35㎜換算約1000㎜相当)ノータッチガイド撮影(30秒×8枚コンポジット)総露出時間4分
↑ フジX-A1カメラ(APS-c)SIGMA50-500㎜ズームレンズ(500㎜・f6.3使用)35㎜換算約750㎜相当 オートガイド撮影(@3分×10枚コンポジット)総露出時間30分
※ 焦点距離の違いによる写野の違いは鮮明ですが、総露出時間での反射望遠鏡の4分・・・方やカメラレンズでの30分露出における写り方は同じように見えます。
この違いは、その後の「画像処理」にもよりますが、望遠鏡の明るさF4に対しカメラレンズがf6.3と暗いことに影響されると思います。
その他、望遠鏡での撮影では自動で追尾せず、星が流れはじめて写ることとなるギリギリの30秒露出としました。これが1分ともなると星は点像ではなくなります。
SIGMAズームレンズはf値が暗いため、長時間露出すると星が点像にはならないため、一つの星を追尾し常に点像に留める装置で撮影しました。