京の伝統野菜「海老芋」(写真の左側)の隣に「八つ頭」と
いう芋茎芋(右側)が植えてあります。
この時期は芋を食べるのでなく、茎の部分(芋茎)を食べます。
芋茎は普通は皮をむいて使いますが、「八つ頭」は皮をむかな
くても大丈夫です。(これは、あまり知られていないようです。)
酢漬けにするのなら、
この茎を4センチぐらいの長さに切って、鍋でカラ炒りすると
自然と水分が出て、しんなりとなります。そこに酢と砂糖、塩
を入れ白ゴマをかければ出来上がり。
この芋茎、朝市でいくらで売るのでしょう?
しかし、芋茎を若い人が買っているのを見た事がありませんね。
フレンチかイタリアンにでも芋茎料理があれば買っていくと思い
ますが残念ですね。
ところで、干した芋茎も美味しい。勿論、もどして料理しますが、
産後に食べるといいと聞きます。
椎茸も干した椎茸と生椎茸では味がゴロリと変わりますが芋茎
も同じです。こんな技(わざ)を生みだした先人は凄いと思います。
よって、せめてお盆ぐらいは先祖に感謝し供養しましょう。
以上です。
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