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原爆の投下は無くとも戦争は終わっていた オバマ大統領広島訪問拒否

2009年11月12日 23時26分06秒 | 社会問題
ナチスが降伏したのは原爆に依ってではない。
日本とて大空襲で戦争は終わろうとしていた。

しかし、アメリカは広島・長崎という原爆実験の場を選定していたのである。
広島はファットマン、長崎はリトルボーイを落下、それぞれ構造の異なる原子爆弾である。

ファットマン

ファットマンはマンハッタン計画の一部としてロスアラモス国立研究所で作られた核兵器である。リトルボーイ(Mark 1)が濃縮ウランを用いたガンバレル方式の原子爆弾であるのに対して、ファットマンはプルトニウムを用いたインプロージョン方式の原子爆弾である。



爆弾の威力を実際に確認するために投下したのである。
その投下の場所は綿密に計算されていたと言われている。

本土決戦はいきなり竹槍組になってしまったのである。

アメリカは先ず沖縄に上陸するや巨大な空軍基地を直ぐさまこしらえたのである。
それが現在の嘉手納基地である。

日本の方では千葉に米軍が上陸するものと思っていたようだ。
戦車部隊の訓練基地を栃木県の佐野市に置き、そこで司馬遼太郎が訓練に参加していたという。

ところが千葉には米軍はやってこないで沖縄を基地化してしまった。
アジア・中東・ヨーロッパを見据えた戦略を既に考えいたというのであるから、日本人の頭とはいささかも比較にならない。

沖縄返還1972年(昭和47年)5月15日以前は沖縄は日本ではなかった。道路もアメリカのように右側通行であり、貨幣はドルであった。沖縄へ行くにはビザが必要であり、日本に戻るときは免税店が使えたのである。

今日でもまだまだ植民地は少なくはない。スペインのジブラルタルは有名だが、あすこはイギリス領であるから、中に入るにはパスポートが必要である。中での通貨はイギリス£である。

知恵のない日本人のトップというのはどれほど頑張っても白人には及ばないのである。
それに負けないためには世界の古典書を数千冊読む努力が必要である。知恵のダイヤモンドは古典にある。それは中国の古典でもインドの古典でもよい。ついでにギリシア哲学のプラトンとアリストテレスは全集で出ているのであるから、必ず読んでみるという意気込みが欲しい。世界に対する疑問はすべてここに凝縮されているであろう。

現代的な問題に接するにしても基礎的な疑問符をもって物事にあたることが何よりも肝心である。相手の手の内を見抜く力、自らの省察、とにかく洞察力を磨くことが大事である。

ユダヤ人は古(いにしえ)から始めるのである。





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