四季の書斎 世界は破滅に向かっている。

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日本政府の勘違い。集団的自衛権は可能ではない。

2015年04月25日 23時43分13秒 | 日毎起こること
自国の国民の窮乏のために、自衛隊が他国の領海に入って戦闘行為を行うことは侵犯に当たる。勝手に石油利権のためにホルムズ海峡まで行くことも出来ないのである。あくまでも公海で制止され、それ以上は戦闘行為であり、反撃は戦争並みになってしまう。

米軍は常に戦争体制を整えて海外へ派遣している。果たして自衛隊がそのような体制に望んでいるのであろうか?

米軍の装備では核兵器を搭載している。空母・航空機・潜水艦など常に敵国よりも優位な装備を行っている。

そもそも米軍が自衛隊を護衛するという話なら分かるが、自衛隊がより強力な軍事体制を持つアメリカを守るというのは話が逆である。

日本が輸入するウランなどの核燃料の護衛は米軍が行っている。公海上でも自衛隊が行っているのではない。

日本の航空識別圏も米軍が行っており、日本には領空権さえアメリカに握られているのである。どうして米軍を守るというのか?

米軍を守るというよりは米軍の先頭に立って、まずは米軍の犠牲を最小限に抑え、自衛隊が犠牲になるということなら分かる。実際そうなるような集団的自衛権である。

アメリカはアジア人の100万人命はアメリカ人の一人の命にも値しないと明言した国である。どうして日本人の犠牲のためにいままでアメリカ人の若者が血を流したことがあるのか? 

太平洋戦争では、ただただ逃げるだけの日本軍であった。本土も沖縄もほとんどが玉砕状態である。おまけに原爆まで落とされてようやく日本軍の脆弱性を思い知ったのである。これでは天皇陛下も守れない。それどころか軍部の参謀たちの命も守れない。

いまでもアメリカは強大な軍事大国で日本とは比べものにならない。小さな蟻がゴジラを守るとは言い得ないのである。

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