四季の書斎 世界は破滅に向かっている。

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嫁さんと別れてベアトリーチェを待つ

2009年11月14日 11時12分29秒 | 日毎起こること
105m素潜りダイビングNHK20minという番組を途中から見て驚いた。

VTRはこちらの美人ブログで紹介している。
http://ameblo.jp/emifit/entry-10309028392.html

呼吸法を開拓すればある程度深くまで潜れるようである。
中学の頃は友達と海岸へ出て、素潜りでワタリガニを取る遊びをしていた。
その時は5m~10mくらい潜ったが、6m位だと2階の家の高さ位になる。
潜ってみると解るが10mも潜ると海の中はかなり深く感じる。
しかも都会の中の汚れた海ではなおさら暗く感じられる。

水深105Mとは気の遠くなる深さである。

たぶん黄泉の国とこの世との境のような実感を感じられる世界である。

わたしはベアトリーチェと出会ったとき、とてつもない恍惚感を覚えてしまった。
ベルニーニの法悦の聖母のような恍惚感である。

そのため、ベアトリーチェを見ることが無性に望まれた。
もう会うこともできないが、脳裏から離れない苦悩だけは残ってしまった。
しかし、時間の経過はありがちもので、心臓の圧迫から逃れそのために死ぬということはなくなったみたいである。

犠牲になったのは嫁さんである。ベアトリーチェに遭わなければひょっとして離婚していなかったかもしれなかったのである。

ベアトリーチェは最初にわたしを地獄に案内してくれたのである。




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