とうもろこしから生まれたエコロジー繊維として注目を集めた「ラクトロン」は今どうなっているのであろうか?
ラクトロンのホームページ
http://www.nikkeibp.co.jp/archives/311/311909.html
カネボウ、生分解性繊維「ラクトロン」事業は売却ないしは精算へ
2004年6月7日
カネボウは、生分解性繊維「ラクトロン」事業を売却する方針を明らかにした。売却先が見つからない場合は精算する。「ラクトロン」は米国Cargill Dow Polymers社(CDP社)のポリ乳酸を原料にした繊維で、一般衣料や使い捨ての白衣、不織布フィルターから土木建設資材・農園芸資材まで、様々な用途開発を子会社のカネボウ合繊と共に行ってきた。
(日経バイオテク・オンラインから)
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http://www.hpmix.com/home/showadry/F31.htm
新繊維『ラクトロン』をご存じですか?
ラクトロンは、トウモロコシの澱粉を原料とした 今までになかった新しい合成繊維です。
石油などの化学原料は、一切使用されず 使用後廃棄されると 土中や水中の微生物
の働きにより 炭酸ガスと水に分解される エコロジー繊維です。
「ラクトロン」という名前は、カネボウ製品の商品名です。
クラレでは、「プラスターチ」という名前で出ています。
専門的な詳しい説明は、省略しますが 非公害型のエコロジー繊維として今後増えて
いくことでしょう!
特徴は、
*ソフトで光沢がある風合いでポリエステルより柔らかくシルキーな風合いと高級感
があります。
*吸湿性、伸縮性があり軽い
*皮膚刺激性が大変少ない
注意点は、
★熱に弱い性質なので アイロン掛けには、注意が必要です。
(100度以下で当て布をして)
掛けすぎると硬くなり 風合いが変わることがありますので 出来たらアイロン掛けは
避けたいところです。
家庭での水洗いも出来ますが デリケート衣類と思い 手洗いを基本としあまり洗濯時
にしわを作らないように気を付けて洗いましょう。
なるほど、今ではクラレの方で商品として出しているのか?
熱に弱いというのはかなり弱点である。