元盲導犬*シルクのゆるゆる日記。

盲導犬を引退し9年ぶりにパピーウォーカーの元へ帰宅。お仕事も忘れ、ザ・ぐ~たらな自由すぎるゆるゆる定年生活♪

パピーレクチャー ひよこクラス

2009年02月07日 | パピーウォーカー(パピー時代)
シルクホームステイ307日目

今日はレクチャーの日。
今日も4兄弟揃いました
そしてR・S胎10頭中9頭出席です。

  始まる前の恒例の兄弟遊び




内容は、ワンツーベルトの状況や、ワンツーの状況のミーティングと
前回と同じく犬とのコミュニケーションの取り方の実践。


今回も多和田さんが一緒でした
犬によっても全然状況が違うんですね
同じチームになったもう1頭の子はツーは大体1日1回だそうです。
シルクは3回、もしくは2回。
大体朝はたーっぷり1回分×同じ量2回して、重い位です。


シルクが家ではツーを全くしないことなどを話し、アドバイスを
頂くものの、マンションなのですぐに外に出たり入ったりができない
のでなかなか難しいことが多く困りました・・・


ワンツーベルトはシルクは朝のツーの1回目の時だけ成功しています。
ワンではまだやったことがありませんでした。
そして今日、ちょうど出そうなタイミングだったし
もう1家族の方が、ワンが固まる粉入りの袋も持参されていたので
お借りしてベランダにでてやってみました。

すると、袋とベルトを付けた途端、シッポは下がり
非常に悲しい顔になり(それを見ると、ものすごく罪悪感を
感じてしまいこちらも悲しくなる・・・
テンションが一気に下がったのですが、自然の摂理にはかなわず
初めてワンでもできました

思いっきり抱きしめてほめまくる

粉が入ってると、固めるテンプルのように固まって後がとっても楽ですね
帰りに売店で購入。


その後はコミュニケーション遊び
シルクはちゃんと人の話を聞いているそうです。


最後にグルーミング。
多和田さん自らシルクの肛門腺絞りをやって下さり、次から次へと
全部の犬の肛門腺絞りをやって下さいました
辺りに漂う異臭・・そして笑い


もう1家族の方は月に1度病院で絞ってもらうそうで
1回千いくらするとのことで、多和田さん「もうここで1万近く稼いだなあ」
と皆で笑いました。


自分で絞れない子は、座り込んでおしりを地面に押し付けるそうです。
シルクはそういったことが一度もなかったので自分で出せている
ようですが、絞ったらかなりの臭いお汁が出ました


今月は「排便強化月間」だそうです。
家でワンツーをさせてからお散歩に行くのが基本。
シルクは家でツーができないので、これはかなりの難題となりそうです
でも排泄の失敗は叱ってはいけません。
(それはよくあるしつけ教室とは逆です。盲導犬は基本的に
褒めて育てています)
叱ると隠れてするようになり、使用者さんはそれが一番困るそうです。
目が見えないので隠れてされるとどうしようもない。
そして、それを見た人には「盲導犬なのに」って思われてしまう。

盲導犬だってスーパードッグではないのですけど
良くないイメージをもたれるのは悲しいです。


これからあまり神経質にならずに(なれないけど
やってみようと思います。



レクの帰り、私は同じマンションの方とイケアで待ち合わせ。
ここで降ろしてもらいました。今日はゆっくりして帰りまーす。