元盲導犬*シルクのゆるゆる日記。

盲導犬を引退し9年ぶりにパピーウォーカーの元へ帰宅。お仕事も忘れ、ザ・ぐ~たらな自由すぎるゆるゆる定年生活♪

お互いさま?

2015年09月27日 | ステイウォーカー(一時預りボランティア)
お預りっ子とは初対面のことがほとんどです。
会って、車で帰ってくる時からそっと観察しています。
車中、ウンもスンもなく即効寝てる子はやはり手がかからないことが多く・・・。

家での様子、散歩はどんなか、ワンツーはどんなか、お留守番できるか、
一緒に過ごしながら様子を見ていくしかありません。

訓練犬を預る場合は、犬舎で見知った仲?で分かっているので
良いのですが、それでも「へー、こんな面があったのか」という
発見が必ずあります。

こうして観察してるけど、実はワンコ側からも
このおばたんは・・・?
かなり観察されてるんだろうなぁと思います。
試されてるような感じがすることもあるしー。

それから、遊び相手するのも大変だわーと遊んであげてるつもりが、、、
あれっ?!もしかして私が遊ばれてる
と思うこともあります。

おもちゃを咥えて、これ見よがしに欽ちゃん走りで横切っていく時
手の前まで持ってくるから取ろうとするとひょいっと横を向く、
そんなもんいらないよーとキッチンとかで用をしてると
「ほれほれー、取ってみそー」と挑戦的だったり。。

そんな時、いかん!遊ばれてるのは私かとハッとします。


さて、数か月前のことですが嬉しい出来事がありました。
訓練士さんに頼まれ、以前お預かりしたワンコさんと
体験歩行をしました。
ボラ終わりの夕方、2、30分ハーネスを付けて外を歩いてきました。
アイマスクは付けませんでしたが、角や段差きちんと教えてくれ
成長ぶりに感動。。
時々ちょこっと目を瞑ってみたり、薄目で見たりしてみましたが
頑張って誘導してくれました・・・

うちにいた時は、自分のしっぽを追いかけてぐるぐる回って
部屋の角まで追いつめていたのにね・・・。
終わってハーネスを取ったら元のままだったから
またそれもご愛嬌でした。