ちょっと猫ブログとは趣が違う話、なんです、今日の記事。
えー。昔神戸のおば（めんまねえちゃん母の姉）の武勇伝？についてや、
そのおばの永眠した話とか書いたと思います。
ねえちゃん祖母が第二次世界大戦時に体が不自由になって、
独身のまま祖母を世話し続けた人なんですけど、
（そして関西の大震災のときに家が潰れたりいろいろとあった人ですが）
最近になってようやく遺産整理のようなことがすすみだしました。
といっても上記に書いたように震災時になにもかもなくなったりしましたし、
そもそも第二次世界大戦のときにも家も祖父もなくしたりして、
そんな遺産というのなんてないし．．．というような話なんですけどね。
でも、おおむかしは旧家だったりいろいろあって、急にここ最近で
知らないおじが数人出てきたんですよねー。
といっても会うこともないし、もともと（父方、母方ともごく一部を除いて）
親戚づきあいをしないタイプのねえちゃんですので、
おっ、どんな人だろうと思う一方深入りするつもりもなく、という感じです。
どうもあいじんとかおめかけさんとか、そのあたりの方たちが
産んだお子さんが発覚した（母親に兄弟が増えた）ってことらしいですが．．．
うーん、これでおばがお金持ちだったとしたら、
時々物語にあるような「あなたの知らないご親戚が亡くなられて、
遺産を残されました」みたいな話になるんですよねー。
うむ。ないけど。
にしても、もともと横溝正史の描くようなどろどろした
「瀬戸内の島にある古い家に起こる不可解ないろいろ」という
感じの家なので、もっと親戚づきあいするつもりがあったら面白そうではあります。
もともとはとある島から派生した一族みたいなので
ほんとに「瀬戸内のとある島」というあたり、
まさにずばり横溝ワールド。
しかしその島とかにいって古いおおもとの親戚とか探したら
（小説だと）いろいろな事件に巻き込まれるかもしれない展開ですね。
好奇心よりめんどくさいというほうが強いので実行はしませんが。
母の兄弟姉妹の長男であるおじはものすごい強面で、口も悪かったので
子供の頃は怖くて近寄らなかったけど、殺人課の刑事とかやってて、
ちょろっとその手の話も聞いたりしていたので、今もし存命だったら
喜々としてそのおじには接触したかもしれません。
（前にもちょっと書いたかもだけど、ランの愛好家だったようで、
伝説の刑事だったらしく古い映画のモチーフにもなったという話も。）
あとそのおじの家は暖炉とかある洋間なスペースと、
基本和風の結構広くて入り組んだ家だったので、
今もしまだあったら探検したかったかも。
とはいえ、そのおじの家族とはお付き合いしたくない感じの
あれだったので、そっちも存命なら警戒していちいちついてこられちゃったかも。
ねえちゃんが子供のときも、探検したかったところをすべては探検できずです。
まあ親戚とはいえよその子供が勝手に家の中をうろうろしたらいやですよね。ははは。
祖母は最初その家に住んでいたけど、身一つで追い出されたんですよねー。
その、祖母がかつていたとき、ねえちゃんの子供の時に探検をちょろっとしていたわけです。
祖母と、おうちにあった祖母の人形とかを一緒にとりに行こうね、
一緒に行けなくてもねえちゃんがとってきてね、という話を良くしてたので
震災で家がなくなったのが心残りです。（震災の1年前くらいに祖母は他界してますが）
あと、第二次世界大戦時にやはり燃えた、母の実家が洋館（和洋折衷？）で薔薇のアーチとかも
あるような家だったそうなので、その家ももしあったら行ってみたかったです。
代々長男が継ぐシステムだったらしいし、ねえちゃんたちは全く蚊帳の外ですけどね。
ちなみに、その、ニューおじたちの話以外にも、ねえちゃんのいとこが
結構な数行方不明であるということも改めて知った次第です。
疎遠なのは知ってたのですが。
ねえちゃんどころじゃなく、「親戚づきあいしたくない」レベルでなく
親にも連絡を取りたくない諸事情があって、というディープな話がいろいろ
あるんですよねえ。実の親の葬式にも出ずに行方を隠しているという。
そういえば、いちばんかわいがってくれていた母の兄弟のおじも
行方不明になって、なくなったときに初めて実は横浜にいたということが判明したんです。
そのおじには会いたかったなあ。
親類からの説明だと、戦争でおかしくなったから行方不明に、ということだったけど、
今思うと、家が古いシステムで動くような感じで、
実権を持ってるおじたちは怖い人たちばっかりだったから、そのやさしい
おじにはいづらいところだったのだろうな、と
今は思ったりします。連絡、とりたかったなあ。
いろいろな「行方不明」の親類の話とか考えると、
ちょっと変わっていたけども、ねえちゃんは平和に
育ってたほうなんだろうなとしみじみです。
というかもっといろいろと頑張らないとだめかもしれないなあ。
仕事とか。と再認識。
最近指がしびれたりその他のいろいろでさぼりがちでしたので．．．
「まあ、僕のぷりけつでも見て心機一転してよ。」
めんまのぷりけつを見ると、頑張ろうっていうよりは
気が緩んでもういいやー、なんとでもしてーって気持ちに
なりがちなんですよ、ぐうたらだから。ハハハ。
どうしましょうねえ。
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