水琴窟のある庭

ようやく完成の日を迎えました。
追加と変更で１か月も長く掛かりました。剪定など他の仕事に大変な遅れが生じています。
そもそも水琴窟など当初計画には入っていませんでした。
『松の木を２本植えてほしい』の依頼で庭を初めて拝見しました。

２年ほど前に植えた木々がどれも先端から枯れ下がる・・・と言われたので、土を入れ替えなければ何を植えても育ちません！と申し上げ、最低限植栽部分の土を入れ替えて既存の樹木を植え替えることが仕事でした。
玄関前の用排水に橋を架けることもお勧めしました。外回りのサツキの植え込みを強く刈り込む事もお勧めしました。できれば芝生の場所も土を入れ替えてある程度基本的な管理を専門業者に依頼されては？とお勧めしました。

仕事に掛かるや否や、芝生部分も土を入れ替えて・・・。水琴窟を是非、苔庭が理想、枯山水の流れを多少手前に・・・。玄関前の橋もミカゲ反り橋で・・・。庭の左側が寂しい・・・。
てなわけで約９０人余り余計に時間を掛けました。
近くの小山を借景に使いたい、隣の大きな作業場とペンキの文字を隠したい、当然管理のし易いように、などなど重視して自動散水は当然として、ライトアップも簡単な物ですが取り付けます。
今日枯れ川に砂利を敷いています。明日電気屋さんが１０日遅れて工事に来るそうです。広い庭で・・・管理も大変ですが。最初はこんな土でした。