楽な下り坂より苦しい上り坂を選ぼう

”人の為に、皆の為に ”

歳の大市

2012-12-24 21:06:31 | Weblog
12月27日は福野の”歳の大市”でした。350年以上も続いている砺波平野では有名な年中行事です。
2と7のつく日の朝市が今でもあり、12月27日はその年の最後の市の日で、正月用の生活雑貨や食料を割安で買える年末最大のイベントで、35年前まではクリスマスセールなんか問題外でした。
 
 ところが近年はデパートもスーパーも元旦から営業する時代です。
正月用品なんて買い貯めする必要は全くありません。
 懐かしいだけでは、この寒空に出かける人は極めて少なくなりました。
パラパラとしか来ない客を待って露天で物を売る方もじつは大変な苦行で、実は歳の大市というのは風前の灯火です。

27日が土曜日や日曜日である程度天気が良ければ、野次馬的な人も出ますが平日ですと悲惨です。
その上銀行が3行も集まった交差点へは車が進入禁止になるものですから、銀行と客の両方にとっても年末の入出金の激しい日に、この上ない迷惑になっています。

土日開催を模索していますが、主催者がはっきりしないフリーマーケット構成なので、決断を下す人がいないイベントなのです。

ところが今年は天候が良くて大賑わいでした。この地方でも滅多に無いマイナス9°~10°の、夜まで氷の融けない日でしたが風もなく陽の差す好天でした。
どこの店も控えめの品物が早々に品切れで、慌てて品物を取りに戻ったようです。
福野高校のシクラメンとかき餅、里芋コロッケ買いました。

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