楽な下り坂より苦しい上り坂を選ぼう

”人の為に、皆の為に ”

国家資格?の更新

2006-12-29 23:09:53 | Weblog
造園の世界にも幾つかの資格が一応ある。持っているからと言って何の役に立つわけでもないが、持っていなければ話にならない・・・と言う程度の資格で、今日のどこの業界の資格も大差は無いのだろう。

普通~職種関係の資格は一回合格すれば生涯有資格者で通るが、造園の基幹技能者と言うのは5年ごとに更新がある。
と言っても5年前に始まった資格制度だから来年が最初の更新の年。
この資格???全く意味の無い資格で、造園業組合連合会と造園建設業組合がどこかの省とつるんで編み出した天下りの事務作業を捻出しているとしか思えない。
5~6年前は、これを持っていないと公共の造園工事はできなくなる、などと脅しておいて高い受講料を巻き上げ、当時の試験の内容は極めて簡単99%が合格。

5年間何の役にも立たなかったので、更新手続きを迷っていたらいつの間にか締め切りになっていたらしい。
あんなモン無くてもいいと言う”効かん(基幹)技能者”?が多かったのか、募集期間延長で催促の書類が来ていた。再募集なんかしなくてもいいのに・・と思ったが、当面の手続き料が8,000円と書いてあったから、許せるギリギリの範囲だと自分に言い聞かせて、それでも半分納得できないまま手続きをしてしまった。

天下りを保護するようで全く気分が悪く、この社会の仕組みにため息が出る。
金額は我慢するが、送金した事を少し後悔している。本当に技術のある人は資格取りに走るだろうか?

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